小豚入り / ニンニクアブラマシマシ / 生たまご
850円+50円
日本全国の「ラーメン二郎」を食べつくす行為。それはすなわち、ジロリアン(ラーメン二郎マニア)を超越したラーメン二郎の神、いわゆるジロリアンゴッドになる修行。ということで、この「ラーメン二郎全店制覇」シリーズに皆さんもお付き合いいただければ幸いである。
・桜台駅前店の特徴やルール
今回は、「ラーメン二郎 桜台駅前店」(東京都練馬区桜台1-5-1)で食べる。食券を先に買ってから行列に並ぶのが基本のマナー。食券を買い忘れたことに気が付いたら、その時点で列から出てすぐに買おう。
着席前に麺の量を聞かれるので、どの食券を買ったのか伝える。ちなみに店主も店員も客に限りなく優しく、ルックスもイケメンだ。つまり初心者に優しい店舗といえよう。無料トッピングの「マシ」と「マシマシ」が可能である。
・ラーメン二郎 桜台駅前店 メニュー
小ラーメン 700円
小豚入り 850円
大ラーメン 800円
大豚入り 950円
生たまご 50円
限定(追加券) 100円
・ラーメン二郎 桜台駅前店 自販機メニュー
黒烏龍茶
ペプシ STRONG ZERO EXTRA
BOSS缶コーヒー各種
・シチュエーション
店内は狭いものの窮屈ではなく、いたって普通のラーメン屋的な雰囲気。厨房が狭いので、ときに湯切りのしぶきが飛んでくることもあるが、ラーメン二郎好きにはむしろご褒美。
客層はほとんどが男性だが、女性率は他店と比べて高いように思える。イケメン店主の女性ファンがいるとの情報もあるが、そのあたりは謎である。
・盛りクオリティ
今回は、小豚入りにニンニクアブラマシマシと生たまごを追加して注文した。野菜はマシマシにしていないものの、ガッツリと山盛りになって登場。野菜の上にはたっぷりとジェル状の脂が盛られており、その麓にはアメリカンステーキと見間違えてしまうほどのチャーシューが横たわっている。
ニンニクもしっかりマシマシになっており、さらに盛り方も非常に上品。店員の「確かな調理スキル」に敬意を表すとともに好感が持てるし、女性客に人気なのも理解できる。
・総評
桜台駅前店で絶賛すべきは、麺の素晴らしさだろう。平打ちで太く、そして強めのコシが特徴で、表面に微細なザラつきが生じており、スープと脂の浸透率が高い。麺の質が高いのは当然ながら「茹で」のスキルはラーメン二郎全店舗のなかでもトップクラス。亀戸店のクニュプリッとした麺にも定評があるが、桜台駅前店はコシとスープ浸透率において他店にはない魅力がある。
ラーメン二郎では野菜を先に食べる人が多いと思うが、桜台駅前店では最初の一口から麺をガッツリと堪能すべきである。麺に舌鼓を打ちながら、お次は「ギュギューーッ!」と下味が染み込んだチャーシューにまいろう。見た目は味が薄そうに見えるが、それは見誤っているだけ。食べた瞬間に広がる「下味によって昇華された豚エキスの味」は極上。脂身と赤身のマーブルなグラデーションが、「脂の甘味」と「赤身の旨味」という二分した美味しさを感じさせてくれる。
生たまごは丼に投入し、終盤になってから気味を割り、麺にからめて食べると良い。ただでさえ強いコクが増幅され、強い満足感を誘う。食べ終われば気が付くはずだ。桜台駅前店が、ラーメン二郎のなかでもレベルが高い店舗であることを。感動をありがとう。
美味しすぎて震えが止まらない。どうもありがとうございました。
・採点レビュー(5点満点)
美味: ★★★★ / たまご絡めて超神域ィ!
麺質: ★★★★★ / ズルと啜って奮え1000倍ッ!
出汁: ★★★ / ウッメェと思わず叫ぶ神域汁
肉質: ★★★★ / 肉喰った感マシマシなもの
脂度: ★★★★ / 脂身あんめ~っ!
総量: ★★★★ / 夢見心地で啜ってたら丼がカラになってた
店員: ★★★★★ / ハーレー乗りし者
総評: ★★★★★ / ああウマいウマすぎる。玉子加えりゃウマさ十万石。もとい百万石ッ!
もっと詳しく読む: ラーメン二郎 桜台駅前店 / 小豚入り / ニンニクアブラマシマシ(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2016/10/30/ramen-jiro-sakuradai-ekimae/
[map_card]ラーメン二郎 桜台駅前店
住所: 東京都練馬区桜台1-5-1
時間: 17:30~23:30 土10:00~16:00
休日: 日祝(不定休)
https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132101/13038383/
[map addr=”東京都練馬区桜台1-5-1″][/map_card]
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執筆: ミスタークドウ