濃厚味噌ラーメン
800円
グルメを知れば知るほど、安易に「一番美味しい」「最高の味」「絶対にここが一番」という言葉は使えなくなるもの。確かに目の前の料理は素晴らしく美味しいかもしれないが、すべての飲食店で料理を食べてきたわけでもなく、いい加減に「一番」という言葉は安易に使えないのである。
・他店と味噌ラーメンのレベルが違う
だがしかし、東京代々木のラーメン屋『角栄』(KAKU-A)の濃厚味噌ラーメンだけは違った。多くのグルメ業界人が「日本で一番美味しい味噌ラーメンだ」と断言してしまうほど、他店と味噌ラーメンのレベルが違うのである。
・別次元の魅力が詰まった味噌ラーメン
いや、レベルが違うというより「次元が違う」といったほうが適切かもしれない。いくらどんなに研究と努力を重ねたとしても、『角栄』の味を他店が実現できるとは思えない。それほど、別次元の魅力が詰まった味噌ラーメンなのである。
・どこの店で味噌ラーメンを食べても味は一辺倒
味噌ラーメンは、ラーメンのなかでも味を誤魔化やすい料理だ。味噌と旨味調味料だけでも、そこそこ普通の味噌ラーメンが完成してしまうからである。それをやや濃い目にアレンジしただけで、濃厚な味噌ラーメンとして提供している店がたくさんある。だから素人でも普通に味噌ラーメンが作れてしまう。それゆえ、どこの店で味噌ラーメンを食べても味は一辺倒。
・甘さと味噌の発酵した旨味を思う存分堪能
だが、『角栄』の味噌ラーメンに妥協はない。特に食べて欲しいのが、濃厚味噌ラーメン(800円)だ。雑味はいっさいなし。スープを飲んだ瞬間、味噌のマイルドな部分だけが優しく広がり、鋭い塩分や、後味として残るイガイガ感は皆無。甘さと味噌の発酵した旨味を思う存分堪能できるのである。
・すべてが完璧に近いデキ
味噌の柔らかい甘味のあるスープのあとに、シナチクのキュキュッとした食感、そしてそこから溢れる香ばしさ。スープが喉から流れ落ちる瞬間に生まれるコクと、太めの麺から放たれる小麦の旨味。アクセントとしてチャーシューが強めの「濃い肉汁」を楽しませてくれる。すべてが完璧に近いデキだ。
・唯一無二の「ここでしか食べられない味」
味噌の長所をとことん増幅させ、味噌の短所を限りなく削り落とし、そこに徹底的に考え抜かれた「最適な麺と具」を盛り付けた濃厚味噌ラーメン。限りなく優しく、限りなく深い、唯一無二の「ここでしか食べられない味」が『角栄』にはある。
もっと詳しく読む: 東京メインディッシュ https://main-dish.com/2015/11/17/kaku-a/
[map_card]角栄(KAKU-A)
住所: 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-29-7
時間: 11:00~23:00
休日: 無休
http://tabelog.com/tokyo/A1304/A130403/13172323/
[map addr=”東京都渋谷区千駄ヶ谷5-29-7″][/map_card]