本屋の中に食堂があるのか、食堂の中に書店があるのか? 書店が先にできたのだから「書店の中に食堂」が正しいはず。しかしフロアの面積のほとんどを食堂が占めていて、訪れる客のほとんどがグルメ目当て。
・書店が食堂を仕切ってる?
その食堂は「食府書苑」(東京都豊島区西池袋1-28-6 大和産業ビル2F)。2021年5~6月ごろにオープンしたばかり。今回はオープン直後に行ったときのレポートをしたいと思います。
食堂は食堂でも、複数の食堂が同じフロアでテーブルを共有しているフードコートスタイル。雑居ビルの2回にあり、書店と食堂はレジを共有。……というか、書店が食堂を仕切ってるみたいで、書店のレジでオーダーすると食堂で作ってもらえるシステムのようです。
・接客が日本以上に優しい仕様
店員さんたち、やたら愛想が良くて親切。この食堂がある大和産業ビルの4階には、ここと同様の中華系フードコート「友誼食府」があるのだが、そこの店員さんたちも優しいし愛想も良いです。経験上、中国本土の店員さんは客に厳しいイメージがあったのですが、ここの食堂は接客が日本以上に優しい仕様。
・おそらく日本人向けにアレンジしていない
いまのところどの料理を食べても美味なのですが、特に麻辣系の料理はハズレがない印象を受けました。おそらく日本人向けにアレンジもしていないと思う(そう思い込んでるだけかもしれないが)。少なくとも「大味」「濃すぎる」「まずい」という感想ゼロ。肉、野菜、米、豆腐、麺、SAKE、いまのところ全部ウマイ。
・お願いすれば辛さを弱めてくれるはず
辛い料理はすこぶる辛い。店員さんにお願いすれば辛さを好みに合わせてくれますが、「激辛大好き」「本当に本物の本場の辛さにして」なんて言った日には、ガチ本場の激辛がくるかもしれないのでご注意を。ちなみに、まだ料理が余ってるけどお腹いっぱいになっちゃった! というとき、持ち帰り可能な料理もあります。
・一人で孤独中華を食える場でもある
好みの本があるかどうかはわかりませんが、本を買うついでに「食府書苑」で本場の中華料理を楽しむのはアリ。「食府書苑」でメシのついでに書店ブラブラもアリ。こういう場所でみんなとワイワイ話しながら美味しい中華料理が食べられる日が戻るといいなあ。……と一人で孤独中華を食いながら思ったのでした。
もっと詳しく読む: 【異国グルメ】本屋の中に本格中華料理店オープン! 客の多くが外国人というガチな食堂爆誕「食府書苑」(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2021/08/21/chinese-restaurant-in-the-bookstore/
食府書苑
住所: 東京都豊島区西池袋1-28-6 大和産業ビル2F
時間: 10:30~22:00 (要確認)
休日: 無休 (要確認)