ミャンマーやタイには、シャン族という民族が暮らしています。素朴でありながら奇抜な食材を使った料理が多く、その味は日本でも味わう事が出来ます。
東京・高田馬場にある『ノングインレイ』は、ミャンマー人の女将さんが人気の食堂です。
シャン族の料理が楽しめるこのお店で一番人気なのが、豆腐そば。
とろとろの豆腐は日本のそれとは違い、とろけた杏仁豆腐のような食感(葛湯よりは固形)。
麺は米麺なのでクセが無く、その味は豆腐とパクチーに依存します。だからすっきりさわやかな味!
豆腐と麺がほぼ同化しているので、箸でつまむと麺と一緒に豆腐が持ち上がります。
ちゅるんとした米麺と豆腐を、パクチー、白ゴマ、粉砕ナッツがエスコート。甘さ控えめの温かい杏仁豆腐のような、なんとも優しい味です。
あわせて食べたいのが、茶葉サラダ。お茶の葉を発酵させて、トマト、キャベツ、人参、小海老、ナッツ等とあえたサラダです。
キャベツがシャリっとしたと思えば、茶葉がフニャッとした食感を生み、ナッツがコリッとした振動を生みます。
サラダとは思えない食感が体験できるのです。
このお店には、イチャクゥエという揚げパンがあります。ミルクティーに浸して食べるのです。
しかし今回は品切れでした。女将さんは「暑すぎて作れなかった(笑)。来週までに作る」と言っていました。
是非とも食べたい料理の一つです。
ノングインレイ
東京都新宿区高田馬場2-19-7 タックイレブンビル
11:30~23:30
年中無休
記事: 東京メインディッシュ https://main-dish.com/