ロンドン生まれの喜劇王・チャップリンが、終の住処に選んだ町ヴヴェイVevey(スイス)。プロムナードに建つチャップリンの銅像へ足を運ぶと、その目の前の湖には、フォークが刺さっていた。
・シャッターを切らずにはいられない
全長5mほどだろうか。巨大フォークが垂直に湖を刺す光景を前に、おじいさんおばあさんもカメラを向ける。ここに設置されたスマートフォン専用のパネル越しには。遮るものなくフォトジェニックな一枚を撮れる。
雄大なレマン湖にフォークを突き刺したのは、食品会社ネスレ(Nestlé)。ヴヴェイにはネスレ本社のほか、ネスレが運営する“食”がテーマのミュージアム「アリマンタリウム(Alimentarium)」があり、その前に広がる湖にこのオブジェがそびえ立つ。
・フォーク×チャップリン! 異色のコラボ
フォークとチャップリンは言うまでもなくこの町のランドマーク。実はこの二つは、チャップリン作品『黄金狂時代』ですでに共演していたのだ。
湖とフォーク。サプライズな組み合わせに抱くワクワクは、チャップリン作品を鑑賞中の高揚感にどこか似ていた。
もっと詳しく読む: チャップリンが亡くなるまで生きたヴヴェイの町 / 湖にフォークが刺さる街(Photrip フォトリップ) https://photrip-guide.com/2016/09/29/chaplin-folk/