台湾出身の女優・一青妙から日本の皆さんへ / 台湾南部地震について「台南は倒れていない」

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2016年2月6日4:57ごろに発生した、台湾南部高雄市を震源とする、マグニチュード6・4の強い地震。現在は「台湾南部地震」として報じられていますが、ビルが倒壊するなど、その被害は甚大のようです。

台湾出身の女優として活躍している、一青妙(ひととたえ)が、自身の公式ブログで台湾南部地震についてコメントしています。彼女は台南親善大使としても活躍している人物で、今回の大地震について、以下のようにコメントしています。

・一青妙のコメント
「台湾の南部地震を心配して下さっている日本の皆様。とても多くの日本の方が関心を寄せて下さっているのに感謝していると同時に、現状を少しでもわかって頂けたらと、特に被害の大きかった台南市の王時思観光局長より現状についてのメッセージがFB上に寄せられました。台南親善大使として皆様にお伝えしたく、引用させて頂きましたので、ご覧頂ければ幸いです」

・台南市観光局局長 王時思のコメント
「去年、台南にとって一番辛い1年でした。去年年始の干ばつ、三つ台風の豪雨、次に豪雨により前例のないテング熱が発生し、ようやく天気が寒くなり、蚊が消滅できるのを嬉しいものの、農漁業がひどい打撃を受けました。やっと少しずつ回復してきて、旧正月の賑わいで、昨年の損失を補えると思ったものの、2月6日の地震で再度台南を危機に陥れました。さいわい私たち台南人であり、台湾の人々が台南に力を与え、私たちのチームワークで一つ一つの困難を乗り越え、一番早い時間で助けの必要な人たちを協力します。地震後、おそらく噂の期間があるでしょう。台南人として、メッセージを伝えるときに、事実を伝えてほしいと願っています。「台南全体が大変なことになっている、行くな」等ではなく、確か建物が倒壊しているのは事実です。全部の台南市ではないです。テング熱の時期みたいに、私たちの観光地、生活も継続しています。エリアによって、状況も違いますので、実際宿泊先に連絡してみて、状況を確認してください。台南は倒れていないです。応援してくださって皆さんも今後一緒に引き続き力を頂いて協力を願っています」

・台南は倒れていない!
上記の二人のコメントを読み解くならば、台湾南部地震で甚大な被害は受けつつも、危険な状況下にあるのは一部地域であり、台南市は傷を負いながらも歩み続けることが可能である。……ということを伝えたいのでしょう。

・正しい台湾地震に関する情報
台湾で地震があれば、台湾旅行が不安に思えるのは仕方がないことかもしれません。しかし、正しい情報を得れば、何がNGで、何が大丈夫か、正しい理解をすることができます。今後も、正しい台湾地震に関する情報を得られるようにしたいところです。

もっと詳しく読む: Photrip フォトリップ https://photrip-guide.com/2016/02/09/taiwan-hitototae/
一青妙公式ブログ

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