インド南部タミルナードゥ州の最大都市チェンナイ(Chennai)から、長距離バスで2時間ほどのところにあるマハーバリプラム(Mahabalipuram)。7世紀頃に建てられた学術的にも貴重なヒンドゥー遺跡が残るこの村は、ベンガル湾沿いにある小リゾート地でもあります。すてきなカフェで食事をした後は、ゆったり散歩へ。この村のおすすめの過ごし方をご紹介します。
・雑貨や調度品のセレクトがすてき
バススタンドがある大通りから、ベンガル湾のある東側へ歩いて2本目の路地へ向かいましょう。リゾートホテルやコテージ、現地の大衆食堂などが点在するこのエリアに「Nautilus」というコンチネンタル料理がおいしいカフェレストランがあります。
外壁や内壁は、ターメリックなどのスパイスを想起させるようなマスタード色。鮮やかな色味がこの通りの風景に彩を加えています。店内には10ほどのテーブル席がありますが、晴天時にはベンガルから吹く潮風が心地いい、テラス席を利用するといいですね。
・ベジもノンベジも
「Nautilus」ではインド料理はもちろん、パスタやグラタン、卵料理まで味わえるコンチネンタル料理を楽しめます。スープやサラダなどのスターターはRs.50からとお手ごろです。
ベジもノンベジもそろうなか、今回注文したのはフライドチキン。かりっと香ばしそうなキツネ色のチキンは、しっかりと下味がつけられておりジューシー。添えられた野菜も高鮮度でフレッシュなのがうれしいところ。魚のソテーなども人気のようで、こちらにもポテトがたっぷりと添えられており、ひと皿でお腹いっぱいになれそうです。
Nautilus
住所:4, Othavadai Cross Street, Mahabalipuram, Chennai
時間:10:30〜23:00
・歴史あるヒンドゥー建築を巡って
食後は村散策にくりだしましょう。ぜひ足を運んでほしいのは、ベンガル湾を背に建つ「Shore Temple」(海岸寺院)や、南インド地方の建築様式ドラヴィダの原型とされる「Five Rathas」(ファイブラタ)、神・クリシュナの大好物を「巨大岩」化した(!?)「Krishna’s Butter Ball」(クリシュナのバターボール)など。これらは建築がそれぞれユニークなので、ヒンドゥー教の知識が無くても楽しめるスポットです。
チェンナイから日帰りでも訪れやすいマハーバリプラム。カフェタイムと建築巡りをゆっくり楽しむ、ショートトリップはいかが?
もっと詳しく読む: インドの不思議な不思議なカフェに行ってみた / 癒やしと「本場」と美味しさと(Photrip フォトリップ)
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住所: 4, Othavadai Cross Street, Mahabalipuram, Chennai
時間: 10:30〜23:00
休日: 要確認
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