美味しい餃子は何個でも食べられる。酢醤油にラー油をたらし、餃子を浸して食べれば、ご飯にもビールにも合う最高のおかずとなる。そんな餃子が食べられる店を実際に調査し、本当に美味しい店だけを厳選。
・実際に食べて確かめた
ランキング形式で、美味しい餃子の店を紹介したいと思う。重ねて言うが、実際に食べて確かめたランキングなので、ネットの情報だけを掲載した適当なランキングではない。そのあたり、信用して良いランキングと言えるだろう。
・実際に食べて調査した東京で美味しい餃子ランキングベスト10
1位 名前のない餃子屋
東京都のJR田町駅(または地下鉄三田駅)から徒歩3~4分の場所に、「名前のない餃子屋」がポツンと存在する。奇をてらってそんな名前にしているわけではない。本当に名前がないので、客が便宜上「名前のない餃子屋」と呼んでいるのだ。つまり無名の餃子屋である(東京都港区芝5-25-2)。
2位 蘭州
「蘭州」では焼餃子と水餃子、ニラ餃子の3種類を提供している。人気ナンバーワンは焼餃子だが、水餃子も負けず劣らずの旨さである。注文ごとに一つずつ、皮から作る水餃子は、まぎれもなく出来立て。食べると、まず厚めの皮のぷるぷるとした、そしてモチモチとした食感に驚かさせる。噛むごとに、プルッ、モチッとした弾力を楽しめるのだ(東京都葛飾区立石4-25-1)。
3位 中国家庭料理大連
食べる前から漂う醤油と餃子の香りに負け、腹を鳴らしてしまうほど。餃子だけつまんで食べても美味しいが、スープとともに餃子を食べると醤油と旨味が合わさった爽やかなスープが餃子の具に染み込み、コクの強いウマさを生む(東京都港区芝5-15-3)。
4位 您好
どの餃子もやや小さめで窮状に近いかたちをしています。一口で食べきれるくらいの大きさです。だけど最初は一口で食べず、半分だけ食べてみてください。シャキシャキ、キュッキュ、バリボリと、キャベツの食感がたまりません。野菜と肉汁が混ざり合い、心地よい食感とともに美味しさを伝えます。餃子の断面を見てみると、キャベツと肉と一緒に肉汁が溢れているのがわかるはず。(東京都渋谷区西原2-27-4)。
5位 おけ以
ここの餃子は見た目に驚かされる。いたってオーソドックスな餃子に思えるが、キツネ色にこんがりと焼かれている面が驚くほど平面。まるで徹底的に精密な加工をされたのかと思えるほど平面。あまりにもキレイな平面がきつね色に焼かれているため、ある意味、芸術作品といっても間違いではない(東京都千代田区富士見2-12-16)。
6位 銀座天龍
「銀座天龍」の餃子は春巻きと思えるほど細長いのが特徴。片面が香ばしくキツネ色に焼けていながら、箸でつまむとクニャッとカーブを描いてしなり、ほどよく弾力を得ているのがわかる。もう片面は高温によって蒸されたソフトな感触。生地に保水されている水分量が絶妙で、食べた瞬間、生地の口当たりのよさに驚かされる。餃子としての完成度が極めて高いといえる。(東京都中央区銀座2-5-19 MCUD 銀座 4F)。
7位 新福菜館 お二階 隠れ 麻布十番店
食べる前からおいしいことは分かり切っている、が食べたらやはりおいしい。タレをつけずにそのまま豪快に口の中に放り込む。皮の焼き加減、具材の刻み方、いずれをとっても最高レベルである(東京都港区麻布十番1-2-5 2F)。
8位 丸吉飯店
ここの餃子は大きめで、その見た目はまさに正統派。表面がこんがりと焼かれておりキツネ色。背面はやや水分が飛んだ純白の生地。焼く際に過剰に水分を入れないため、蒸されつつも油分によって生地から水分が飛び、ほどよく「しんなり」と「ぱきぱき」がマッチした食感に仕上がっている。(東京都品川区大井1-50-14)。
9位 餃子の王さま
ここの餃子の特徴は、全体的にカリッと焼かれたディープフライドの皮。しかし内部には油が浸透しておらず、けっして油っぽくないし、水分が多すぎてネチネチしていることもない。なにより、具が驚くほど細かく、まるで砂のようなビット感あふれるサイズ。(東京都台東区浅草1-30-8)。
もっと詳しく読む: 実際に食べて調査した東京で美味しい餃子ランキングベスト10(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2017/10/04/tokyo-gyoza/