苺氷 925円
フルーツ系のスイーツを食べていると、ふと思うことがある。「そもそもフルーツそのものを食べたほうが美味しいのではないか」ということ。フルーツをふんだんに使用したスイーツは星の数ほどあるが、「フルーツそのもの」を越える美味しさを編むのは難しい。
・フルーツそのものの美味しさを越えた
だがしかし、いともあっさりと(その陰に並みならぬ努力とスキルセンスが多分にあるのは当然)フルーツそのものの美味しさを越えてしまったスイーツを出す店がある。カキ氷の名店「雪ノ下銀座」(東京都中央区銀座1-20-10)だ。
・特にリピーターが多い!?
ここはカキ氷とパンケーキが絶品なお店として、多くの女性たちに愛されている名店。特にリピーターが多いようで、その美味しさの虜となり、通い続けてしまう客が後を絶たない。その代表的なスイーツが、カキ氷の「苺氷」だ。
・あらゆる手法で調理した苺
水と砂糖は必要最低限な分だけ使用。とことん苺の美味しさを引き立てるべく、氷すら苺をじっくりと凍らせた濃厚なものを使用。厳密にいえば氷を削るというより、苺を削るといったほうが正確かもしれない。もちろん、単に苺を凍らせたのではない。あらゆる手法で調理した苺を組み合わせ、最終的に苺氷が生まれたのだ(よって我々が苺を凍らせたところで真似などできないだろう)。
・真っ赤な火山のよう
目の前に出された苺氷は、まさに深紅のピラミッド。夕日に染まる富士山、また火星にそびえる真っ赤な火山のようでもある。スプーンを入れると、スゥーッと抵抗なく埋もれていく。ジェラートほど硬くなく、カキ氷ほど振動を生まず、台湾カキ氷ほど崩れる感がない。まさにこれ、唯一無二のカキ氷。
・苺そのものに手をくわえる「必然性」
その美味しさ、正直、苺そのものの美味しさを越えたと言っても過言ではない。一定の甘さ、酸味、食感がいつまでも続き、決してムラを生ませない安定した「苺感」が凄い。酸っぱすぎず、甘すぎず「苺そのものが成し得なかった美味しさ」がそこにある。苺そのものに手をくわえる「必然性」が、このスイーツにはあるのだ。
もっと詳しく読む: 本物志向とはこの店のこと / カキ氷の名店「雪ノ下銀座」の苺氷が苺そのものを越えた(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2017/05/02/yukinoshita-ginza-ichigo/
[map_card]雪ノ下銀座
住所: 東京都中央区銀座1-20-10 トマトビル3F
時間: 1100~21:00 土日祝11:00~19:00
休日: 月曜日
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13161077/
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