イルペンティート(東京都渋谷区代々木3-1-3)を絶賛するピザ好きは多い。ピザマニアのみならず、生粋のイタリア人ですら常連と化しているピザレストラン。あのダライラマがイルペンティートでピザを食べたいと要望した話は常連の間で有名である。
・妥協なき料理が堪能できる希少なイタリア料理店
そんなイルペンティートはピザだけでなく前菜も絶品すぎるとして絶賛されており、「イルペンティートで特に感動したピザ以外の料理7選」というタイトルの記事でも述べたように、妥協なき料理が堪能できる希少なイタリア料理店ともいえる。
・イルペンティートの絶品すぎる唯一無二のローマピザ
季節限定の料理や、常連になると食べられる確率が高まる裏メニューも絶賛されているイルペンティートだが、なにより主役なのはピザである。イルペンティートのピザはローマスタイルのローマピザ。ナポリピザはよく知られているが、ここでは絶品すぎる唯一無二のローマピザが食べられる。
どのピザも絶品であり、どのピザを食べても激ウマだが、今回は筆者が実際に食べて特にうまい感じたイルペンティートのピザを「イルペンティートの神すぎるピザ8選」と題してご紹介したいと思う。あくまで筆者の独断的な判断基準で選んだピザであり、一部期間限定であったり、常時注文できないピザもある。
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・イルペンティートの神すぎるピザ8選
1. インデモニアータ中田英寿バージョン
辛さを強めた特注の「インデモニアータ中田英寿バージョン」は、一部の客にだけ知られている秘密のメニューだ。通常のインデモニアータは、際立つ辛さと「まったりとしたチーズの旨味」がウリなのだが、このピザはそのレベルが数段あがっている。
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2. フンギポルチーニ
極薄の生地にトロットロのチーズが散りばめられ、店主が魂を削って瞬時に焼く。最適な状態の最適な温度で焼く必要があるため、常に真剣だ。ダラダラ焼くことはなく、しっかりと食材が生きるように仕上げられる。そんな徹底されたスキルとレシピで焼かれた最高のフンギポルチーニ、美味しくないはずがない。
3. アルカボーロ
約30日間しか収穫できない早春キャベツ(しかも店主が探し出した農園の逸品)を使用することにより、他のキャベツでは体験できない「広がる甘味」を堪能できる極上品。レーズンがアルカボーロに彩を与えているが、店主によるとレーズンが窯で過熱されることにより、甘味が放出されるのだという。「食べてとろける」というより「最初からとけている」ので、甘味の広がりが早く、あとから塩気を感じる味覚のグラデーション効果も生んでいる。
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4. インデモニアータ
スパイシーなテイストか楽しめるのは、インデモニアータ。できれば、ラストの一枚として残しておきたいメニュー。モッツァレラチーズとサラミ、そして複数のスパイシーな食材によって構成されている。そのスパイシーな旨味は、チーズの濃厚で芳醇な旨味と混ざり合い、いけない事をしているかのような気持ちにさせられる。
5. チンクェフォルマッジ
クアトロフォルマッジは聞いたことがあるかもしれない。4つのチーズを使用したピザである。しかしイルペンティートには、4つではなく5つのチーズを使用した、芳醇で濃厚なチンクェフォルマッジが存在する。
6. しらすとニンニクのネオナート
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7. フンギスペリオーレ
キノコと白トリュフの薫りがたまらなく食欲を増幅させる魅惑のピザ。薫り高いマッシュルームだけでなく、たっぷりと白トリュフオイルがかかっているのが美味しさの秘密。卵黄を割り、ピザ全体に広げて召し上がれ。
8. ペンティート
まさにイルペンティートの主役中の主役ともいえる最高のピザ。マスカルポーネとモッツァレラチーズがダブルで味覚を包み込み、一口食べたら最後、もう一枚食べたい気分になっている、まさに究極のピザ。
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・何度も通ってすべてのピザはコンプリートする?
上記のローマピザは、実際に食べて「特に美味しいと感じたピザ」だが、上記以外のピザも絶品なる「ここでしか味わえないテイスト」を堪能できる。特に自分が好きなピザはどれなのか? 何度も通ってすべてのピザはコンプリートしてみるのも楽しいだろう。
・運が良ければ食べられるピザもある
ちなみに、期間限定や常連限定、生田シェフのきまぐれなどで生まれるピザもあるので、一部のピザはいつも食べられるわけではないのでご注意を。通い続け、運が良ければ食べられるピザもあると思われる。予約したい人は「イルペンティートでのベストな予約方法」というタイトルの記事をチェックしてみるとよいかもしれない。
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もっと詳しく読む: 【神域グルメ】世界一うまいピザの名店イルペンティートの神すぎるピザ8選 / 全部うまいピッツェリア(東京メインディッシュ)
イルペンティート
住所: 東京都渋谷区代々木3-1-3
時間: 17:00~20:00 (時短営業中 / 要確認)
休日: 月 (要確認)
予約: 要予約
備考: 臨時休業や営業時間短縮など常に変更になることがありますのでご確認ください
<レポート>
クドウ: ガジェット通信、ロケットニュース24、Pouchの初代編集長で創設者。TVチャンピオン「焼肉王選手権」「デカ盛り王選手権」に出場しどちらも準優勝。日清公認のどん兵衛士の称号を得ており、どん兵衛とラーメン二郎要素を融合させた「どん二郎」のネーミングやレシピを考案。空条海苔助の名義で「世にも微妙なグルメレストラン」「彦龍のノリヒコさん」などを出版するB級グルメ研究家で「月曜から夜ふかし」などにも出演。イタリアをめぐりピザを食べる旅をするほどピザマニア。昭和的な「個人経営の焼肉屋」をめぐる旅をする焼肉マニア。秘境ドローンカメラマンもしている秘境グルメマニア。
(記事更新日: 2022/12/01)