超絶極太麺の「うどん屋 和」(東京都品川区西五反田8-1-1)が2021年2月にオープンした。店名は「和」と書いて「かなう」と読む。いままでも太麺や極太麺のうどん屋は存在していたが、この店は超絶極太麺と言ってよいほど、うどんが極めて太い。
・超絶極太麺が楽しめるうどん
メインの料理は「つけうどん」と「かけうどん」。どちらも超絶極太麺が楽しめるうどんで、お店として推しているのは「つけうどん」のようである。つけうどんには2種類あり、豚が入っていない「つけ汁うどん」と、豚が入っている「肉汁うどん」。
・食券を買ったら店員に渡す
基本的にうどん量は400グラムだが、食券購入時にうどん量を選ぶことができ、300グラムに減らしたメニューも注文可能である。食券を買ったら店員に渡し、番号札を受け取り、空いている席に座って待つ。今回この記事で紹介するのは、つけうどんの「肉汁うどん」のほう。
<メニュー>(2021年2月現在)
つけうどん つけ汁うどん 650円
つけうどん 肉汁うどん 750円
かけうどん かけうどん 650円
かけうどん 豚かけうどん 800円
豚皿 (夜限定) 600円
肉巻き (夜限定) 価格不明
ネギ 100円
しょうが 100円
豚マシ 150円
・あまりにもコシがありすぎる凄いうどん
目の前にやってきたのは、猛烈に湯気を昇らせつつ豚と脂が浮かぶ汁と、超絶極太麺のうどん。確かにこれ、他のどこの店よりも太い超絶極太麺。食べる前からコシの強さを感じさせるが、箸でつまんで驚いた。あまりにもコシがありすぎて、箸で上手につまめない! これは期待できる。
・衝撃的ともいえるコシを生み出している
うどんを汁に浸し、まんべんなく汁の旨味を浸透。そしてずずっと食べたのだが……、ウホッ♪ 予想以上のコシの強さ! おそらくだが、たとえ細く仕上げてもコシが強い粉を使用し、超絶極太麺に仕上げたため、衝撃的ともいえるコシを生み出しているのだろう。
・麺にもうひとつポイントがあれば完璧か
汁もハンパなく良い。濃いめの汁は塩分過多で「しょっぱいだけの汁」になりがちだが、「うどん屋 和」の汁は心地よい塩分濃度と旨味のバランスが絶妙すぎる。ガッツリ系パワフルなのうどんが食べたいときは、この店に行くのは正しい選択かもしれない。麺にコシだけでなく、もうひとつインパクトがあるポイントがあれば完璧に近いものになるだろう。
さらなる進化が期待できるこの店だが、「ラーメン二郎のような旨味がある」「ジロリアンに人気が出そう」との声が麺好きの間で出てきている。もしかすると近い将来、うどん界のラーメン二郎になるかもしれない。
もっと詳しく読む: 【豪快グルメ】超絶極太麺の「うどん屋 和」が五反田にオープン / すでに行列ができる人気店「うまい」「二郎的な旨味ある」(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2021/02/09/tokyo-gotanda-udonyakanau/
うどん屋 和
住所: 東京都品川区西五反田8-1-1
時間: 11:00~15:00 18:00~22:00(通常時の営業時間 / 要確認)
休日: 無休 (要確認)
備考: 臨時休業や営業時間短縮など常に変更になることがありますのでご確認ください
<協力>
クドウ: ガジェット通信、ロケットニュース24、Pouchの初代編集長で創設者。TVチャンピオン「焼肉王選手権」「デカ盛り王選手権」に出場しどちらも準優勝。日清公認のどん兵衛士の称号を得ており、どん兵衛とラーメン二郎要素を融合させた「どん二郎」のネーミングやレシピを考案。空条海苔助の名義で「世にも微妙なグルメレストラン」「彦龍のノリヒコさん」などを出版するB級グルメ研究家で「月曜から夜ふかし」などにも出演。イタリアをめぐりピザを食べる旅をするほどピザマニア。昭和的な「個人経営の焼肉屋」をめぐる旅をする焼肉マニア。秘境ドローンカメラマンもしている秘境グルメマニア。