ラーメン二郎はデカ盛りだけが魅力ではない、スープ、麺、ヤサイ、豚、さまざまな要素がバランスよく保たれることで、真の美味しさを生み出すことができるのだ。そんなラーメン二郎のトッピングで欠かせないトッピングがタマゴである。
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・店舗ごとにラーメンにバッチリ合ったタマゴトッピング用意
ラーメン二郎のタマゴのトッピングには複数の種類がある。生卵、半熟卵、うずらのタマゴ、そして煮卵など、店舗ごとにラーメンにバッチリ合ったタマゴトッピングが用意されているのだ。今回は、ラーメン二郎マニア(ジロリアン)に「タマゴが美味いラーメン二郎の店舗はどこですか?」という質問をし、その結果をランキング形式で発表したいと思う。
・タマゴが美味いラーメン二郎ランキング発表
1位 ラーメン二郎 野猿街道店2
お薦めのトッピングは、なんといってもレジェンド。食券には「康太」と書かれており、いにしえの伝説的英雄の名が刻まれている。もはや彼の存在は伝説から神話へと昇華しつつあるが、この食券を買えば、彼が好んだと言い伝えられている生卵2個とうずらが投入される。
ちなみに、「八王子野猿街道店2でレジェンドを食べずして八王子野猿街道店2に来たことにならない」と言っている人もいる。
2位 ラーメン二郎 西台駅前店
間髪入れず、複数のウズラを口に詰め込み、一気に砕く。さっき飲んだ脂と黄身が融合し、強烈なコクとなって脳を刺激する。豚の脂と、孵化する前の鳥の幼体。
そのふたつが合わさり、まずいはずがない。西台駅前店は豚とウズラの愛称が良いことをを熟知しているといえよう。
3位 ラーメン二郎 仙台店
仙台店のラーメンは、非常に個性的だ。いや、その「個性」とは奇抜という意味ではない。ラーメン二郎を長きに渡って食べてきた人であれば、全体的な強いコク、乳化したスープ、やや濃いめ味付け、そのすべてが他店舗より際立っていることに気が付くはずだ。
北海道や東北には、濃いめの味付けをした鍋が多数ある。石狩鍋、しょっつる鍋、きりたんぽ鍋、せんべい汁、そのどれもやや強めの塩分が美味しさを増している料理。ラーメン二郎仙台店のラーメンにも、それに繫がる「強いからこそ美味しい」が楽しめる。
4位 ラーメン二郎 新宿小滝橋通り店
感極まって泣きそうだ。脂からもたらされる甘味がスープに溶け込み、グルタミン酸が強烈に反応。どんどん脂がスープと一体化していくため、時間が経てば経つほどウマくなる。つまり「極上の旨味」が、この丼の中で生まれつつあるのだ。
5位 ラーメン二郎 府中店
スープにトロンッと溶け出した温泉玉子の黄身が、チーズのディープなコクを「別次元のコク」に昇華させる。
なんなのだ、このラーメン二郎は。深い、深い、深い、とにかく深いのだ! 正直、カルチャーショックを受けるほど激ウマであった。暫定、ラーメン二郎最強のラーメン二郎である。
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6位 ラーメン二郎 亀戸店
ほのかに甘味と塩気を感じる。ああ、たまらないこの瞬間。豚の脂が血管に流れ込むかのような快感。身体全体から美味しさを楽しませ、食べる者を癒やしてくれる。美味しすぎて震えが止まらない。
7位 ラーメン二郎 品川店
とにかくスープがウマイ。ラーメン二郎では、基本的に最初に麺をサルベージしてその旨味を堪能してから野菜、そしてチャーシュー、最後に麺の順番で食べ進める。
しかし品川店は、最初からスープをゴクゴクと飲んでしまうほどスープがウマイ。あまりにウマイので、麺や野菜で純粋なスープの味を濁したくないのである。
8位 ラーメン二郎 新宿歌舞伎町店
以前からコクが強いラーメンで定評があった新宿歌舞伎町店だが、麺、スープ、チューシュー、すべてにおいてワンランク上にパワーアップしているのが理解できる。
おそらくだが、移転に伴い、調理になんらかの「新たな流れ」があったのではないだろうか。基本的に他店舗より麺が柔らかめなので、硬めが好きな人は着席前に店員に「硬めで!」と伝えておこう。
9位 ラーメン二郎 小岩店
小岩店のスープは「非乳化」と「乳化」が時間帯によってハッキリ変化する。小岩店のクニュとしたプリプリ麺は、そのどちらでも最高の旨味を生む。
非乳化の場合、スープとチャーシューの醤油テイストが「ガツン!」としっかり浸透し、ズズッと麺をすするたびに強めのグルタミン酸が味覚神経を魅了する。
10位 ラーメン二郎 荻窪店
うん、荻窪店を食べるとホッとする。その理由は分かっている。冒頭でも説明したように、「三田本店がブレずに美味しく作れた日の味」だからだ。
三田本店は年に数回だけ「極上の味」を生み出す。日々の大半は「極上の味」を出せていないものの、「とても美味しい味」を提供している。その「とても美味しい味」を荻窪店でも体験できるのである。いつ行っても安定してる。
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・ウズラの卵を無数に入れて食べる人
ラーメン二郎のトッピングのなかでも特に人気があるタマゴのトッピング。生卵をかきまぜて別ザラに入れ、すき焼きのように麺を浸して食べる人もいるし、すべて食べきったあとにスープに生卵を入れてかき混ぜて飲む人もいる。ウズラの卵を無数に入れて食べる人までいる。
・タマゴ系のトッピングは欠かせない存在
ラーメン二郎の一部店舗では、タマゴ系のトッピングは欠かせない存在となっている。いままでタマゴに注目してこなかった人も、これを機会にタマゴをトッピングしてラーメン二郎の味を体験してみてはいかがだろうか。
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もっと詳しく読む: 【二郎グルメ】タマゴが美味いラーメン二郎ランキング発表 / 2位は西台駅前店! 10位は荻窪店(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2020/12/25/ramen-jiro-tamago-umai-ranking/
※画像は編集部が用意したものです。
<画像の撮影者>
クドウ: ガジェット通信、ロケットニュース24、Pouchの初代編集長で創設者。TVチャンピオン「焼肉王選手権」「デカ盛り王選手権」に出場しどちらも準優勝。日清公認のどん兵衛士の称号を得ており、どん兵衛とラーメン二郎要素を融合させた「どん二郎」のネーミング等を考案。空条海苔助の名義で「世にも微妙なグルメレストラン」「彦龍のノリヒコさん」などを出版するB級グルメ研究家で「月曜から夜ふかし」などにも出演。イタリアをめぐりピザを食べる旅をするほどピザマニア。昭和的な「個人経営の焼肉屋」をめぐる旅をする焼肉マニア。秘境ドローンカメラマンもしている秘境グルメマニア。