かけラーメン 380円~
神奈川県がほど近い、東京都のJR蒲田駅。そこから徒歩2分ほどの飲食店街にラーメン屋「まさ屋」(東京都大田区西蒲田7-63-1)がある。ここのメインメニューは「かけラーメン」のみ。つまりそれは、具がない麺とスープだけのラーメン。
・トッピングが豊富
しかしながら、だからこそ麺とスープに一気入魂。心ら満足できるかけラーメンを食べることができる。麺とスープのみとはいえ、それはメインメニューがそれしかないというだけ。トッピングは有料も無料も複数あるし、客が好きなようにアレンジできる。
<かけラーメン>
A麺(太麺) 200グラム 380円
A麺(太麺) 400グラム 600円
B麺 300グラム 420円
<有料トッピングを選ぶ>
中辛ポーション (1日限定5個)
激辛ポーション (1日限定10個)
生卵 50円 (自分で好きなタイミングで割って入れる)
※かけラーメン注文時に伝える
<無料トッピングを選ぶ>
一味唐辛子 (なし 少なめ 普通 多め)
ニンニク (なし 少なめ 普通 多め)
ごはん (麺を食べ終えたら注文)
<香辛料をかける>
カレー粉
一味唐辛子
※いつでも自由にかけられる
・麺を選んで代金は先払い
かけラーメンの麺はA麺とB麺の2種類があり、店主によると注文が多いのはA麺とのこと。今回はA麺200グラム(380円)と生卵を注文。代金は先払いで、「何で支払いますか?」と聞かれるので「Suicaで!」「Paypayで!」と伝えてその場で支払う。
・狭いからこそメニューをひとつに?
調理のようすを覗いてみると、業務用のガスコンロを使用し、一般家庭でも使われているような小さな鍋で麺を茹でている。厨房が狭いため、調理しやすさも考えるとシンプルに麺とスープだけの「かけラーメンオンリー」にしたのは正しい選択かもしれない。
・かけラーメンなのにボリューム感ある
かけラーメンの仕上げのとき、店主から「トッピングどうしますか?」と聞かれたので「ニンニクと一味を多めで!」と答えた。そして出てきたのが、この記事にある写真のかけラーメンだ。確かに具なしのかけラーメンかもしれないが、なかなかボリューミーで濃厚なイメージ。
・よく混ぜて食べてください
さっそく箸で麺をサルベージすると、ずっしりと重量感が! この重さ、そして漂うニンニクの薫り。なんだかデジャヴ。「よく混ぜて食べてください」とのことだったので、ガッツリとスープと麺をからませてズズッとすすると……。これは、ラーメン二郎!?
・ジェネリックラーメン二郎?
他店の名を出すのは「まさ屋」の店主に失礼だと思うが、実際に味覚が思い起こさせたのはラーメン二郎のラーメン。もちろん店主オリジナルの味なのは確かだが、これは激しくうまいラーメン二郎。そう、ジェネリックラーメン二郎。つまりジェネ二郎と言っても間違いではないはず。
・ジェネ二郎と言わずして何というか
ガッツリと極太麺にからみついたニンニクの刺激と薫り、そして濃厚でこってりとしたスープと脂。これはヤミツキになる。しかもラーメン二郎系のラーメンはデカ盛り志向になりがちだが、ここは200グラムから食べられるし、たったの380円! これをジェネリック二郎やジェネ二郎と言わずして何というか。ちなみにシメのご飯にカレー粉をかけるとウマイ。
・調理スキルは一流でありオリジナリティがある
しかしながら、この「まさ屋」をラーメン二郎のインスパイア店と言うのは間違いだろう。確かにラーメン二郎のテイストを思い起こさせるものだったが、しっかり飽きさせず最後まで食べさせる店主の調理スキルは一流でありオリジナリティがあるもの。
さらに店主のホスピタリティ溢れる優しい接客も素晴らしい。可能ならば毎週通いたい。最低でもツキイチは通いたい。
もっと詳しく読む: 電子マネーしか使えないラーメン屋「まさ屋」のかけラーメン380円 / ジェネリック二郎だった! ジェネ二郎(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2020/01/10/masaya-kake-ramen/
まさ屋
住所: 東京都大田区西蒲田7-63-1
時間: 平日12:00〜15:00 18:00〜22:00 土曜11:00〜15:00 18:00〜22:00 日曜11:00〜15:00
休日: 水曜 / 祝日