東京都の川は汚いし、魚なんてろくなもんが釣れない。そんな考えを持っている人が少なくないようです。「釣れたとしても臭そうだし汚そうだし食べたくない」という人もいるほど。たしかに一部の川は汚いかもしれません。
・エサが簡単に手に入る
そんななか、東京都の荒川にはテナガエビがたくさん棲んでいて、簡単に釣れるとの情報を得ました。しかも、コンビニで売られているから揚げやハムなどをエサにしても釣れるというのです。虫をエサにするのが嫌だったり、わざわざエサを買いに行ったり探したりするのが無面倒な人には嬉しい情報ですね。事実ならばですが。
・コンビニでエサを調達
今回はローソンの「からかあげクン」と「しっとりしたロース生ハム」をエサにしてみることにしました。もちろん大半は自分で食べました(笑)。ほんの一部だけエサとして使用しました。美味しく食べられるしエサにもなる。一石二鳥です。
・赤羽の荒川で釣ってみた
釣り竿は激安でコンパクトなものを使用。リールは最初から竿についていたチープなもの。針は荒川の近くにあった釣具屋「滝本つり具店」(東京都北区赤羽3-3-1)で買いました。テナガエビ用の針が売られています。釣る場所はJR赤羽駅から徒歩15分ほどの場所にある荒川沿い。赤門と呼ばれる水門がある場所です。
・荒川の水は濁っていました
テナガエビは石、岩、人工物などの隙間に潜んでいる事が多いとのこと。つまり遠くに針を落とさなくても、目の前の岩場の下に潜んでいる事があるそうです。ということで、さっそくハムを針につけて釣りを開始しました。かなり水は濁っていて、正直、キレイとは言えません……。
・エサをアカムシにすると爆発的に釣れる
周囲には家族でテナガエビを釣りにきている人たちがいました。私はなかなか釣れませんでしたが、ちびっ子たちがガンガン釣っていく! 釣果に大人も子供も関係ありませんが、なんだか悲しい気持ちになっていきます。ちなみにちびっ子たちがテナガエビを爆釣りしている理由は、エサをアカムシにしているからです。アカムシはガッツリ釣れます。
・確かに荒川にはテナガエビが棲んでいる
じっくり待つこと数十分、キターーーー! テナガエビが釣れました! 確かに荒川にはテナガエビが棲んでいることがわかりました。その後にもう一匹釣れました。テナガエビは計2匹釣れました。からあげクンではハゼが釣れましたが、小さいので逃がしました。
・なんでも食べてしまう生物
テナガエビは豚肉や鶏肉やカニカマなど、あらゆるエサを食べるらしく、なんでも食べてしまう生物のようです。テナガエビを釣る際は、ニオイを強く放つエサのほうが良く釣れるとの情報もあります。確かに、ハムは強いニオイをしていました。皆さんも、テナガエビを釣ってみてはいかがでしょうか。
・きれいな水で泥抜き推奨
ちなみに、釣った2匹のテナガエビですが、食べたい人はきれいな水で泥抜きをしてから食べたほうが美味しいそうです。素揚げが美味しいそうですよ。
実は食べようと考えていたのですが、愛着がわいてしまい、水槽で飼うことにしました(笑)。
もっと詳しく読む: 東京都の荒川でエビが釣れるらしいので実際に試してみた / コンビニ食品で釣れるらしい(Photrip フォトリップ) https://photrip-guide.com/2019/06/13/tenagaebi-arakawa-tokyo-tsuri/