【激ウマ】実際に食べて確かめた関東のウマイ焼肉屋ランキングトップ10発表 / 1位 北京 2位 ヤールジャン

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焼肉ほど、無性に食べたくなる魅惑の料理はない。できるものなら、ランチタイムから焼肉を食べたくなることもある。お店選びをしっかりすれば、リーズナブルな焼肉でも十分美味しく、その味は高級店に勝るものがある。

・高級焼肉店を選んでいるわけでない
そこで今回、実際にお店に行って味を確かめ、本当に美味しい焼肉店を調査。「関東の最高に美味しい焼肉屋ランキングトップ10」を発表したいと思う。このランキングは値段、味、接客、そして雰囲気など、総合して評価しているものであり、必ずしも高級焼肉店を選んでいるわけでない。

・関東の最高に美味しい焼肉屋ランキングトップ10
1位 北京
ここの名物は、何といっても上ロース塩焼(1980円)である。タレの上ロースは1180円なので、一気に800円も価格がアップするのだが、そこから得られる感動には驚かされるものがある。たとえ1人で入店したとしても、上ロース塩焼は2人前を注文したい。見た目がフォトジェニックなだけでなく、最低2人前は食べたくなる魅力がそこにある(神奈川県川崎市中原区上平間1700-36)。

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2位 ヤールジャン
珍しいことに入店料が600円かかる。そのかわり焼肉やドリンク、サイドメニューのほとんどが500円で注文でき、最終的には激安状態で満足できる。基本的に低ランクの肉はないので、カルビは上カルビしかないし、ロースも上ロースしかない。だけどすべて500円。

ここの肉はどれも豪快。激安なのに、どの肉も厚切りで巨大なのである。どの肉を注文しても巨大なので、最初からトングとハサミが渡される。今回は上カルビと牛ハラミ、タン塩、そしてホルモンを注文してみたが、すべて巨大かつ厚切りだった(東京都江戸川区平井3-23-11)。

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3位 翠苑
うおォン! ドラマ「孤独のグルメ」シーズン6に登場する東京都東大和市の「焼肉 翠苑」(すいえん)は、とにかく肉でライスをたらふく食べたいときにピッタリだ。

西武拝島線の東大和駅から徒歩15分とアクセスは決して良くないが、店内にはプロ野球選手のサインが壁一面に飾られている。長いシーズンを戦うためのスタミナを翠苑で補っていたのだろう(東京都東大和市南街2-1-7)。

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4位 とみ苑
店内はカウンター席かメインで、1~2人がひとつのガスコンロで焼肉を焼くスタイル。普通のテーブル席もひとつだけあるので、4人も可能だ。

カウンター席に座ると、目の前は戸棚。家庭のリビングにいるような雰囲気は、ここがもともとスナックだったのが理由である。居抜きで『とみ苑』をオープンさせたわけだ(東京都台東区根岸2-18-10)。

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5位 対州
ライスを美味しく食べるために存在する、和牛カルビをご存知だろうか?「焼肉にはビール!!」という人もいると思うが、この和牛カルビだけはライスで味わうべきだ。その肉汁、香ばしさ、食感、そのすべてが、ライスと出会った瞬間に何倍にも増幅する。

焼肉屋『対州』は、個人経営の小さな焼肉屋だ。正直、グルメサイトユーザーも、グルメ評論家も、グルメ雑誌も、テレビ局も、寺門ジモンも、誰もこの店には注目しまい。だからこそ、何にも影響されず、ブレず、「ただ美味しい焼肉を提供することだけ」を続けられている(東京都葛飾区南水元1-23-11)。

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6位 つるや
焼肉はレアが好まれがちだが、ここの肉はしっかり焼いたほうが香ばしさが増して美味だと感じた。焼肉を注文する際、店員さんが「辛くしますか?」と聞いてくるので、辛いものが苦手でなければスパイシーにしてもらおう(神奈川県川崎市川崎区日進町19-7)。

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7位 京城苑
この店でオススメなのが、カルビとハラミだ。特にカルビは絶品で、ミディアムレアに焼いたカルビをたっぷりのタレに浸してご飯にのせて食べれば、もうそこは焼肉の楽園。赤身と脂身のバランスがとれたカルビの食感とともに、あふれ出す肉汁とタレがご飯に染み込む。

ご飯の炊き上がりも素晴らしく、やや表面が硬めに仕上げられた米粒が秀逸。食べて米粒がはじけた瞬間、肉汁とタレと出会って「極上の旨味」となる。肉質が素晴らしいのも当然だが、タレの絶妙な甘味に感動。甘ったるくなく、後味も良く、カルビの美味しさを引き立てることに徹したタレとなっている(東京都台東区東上野2-15-7)。

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8位 大幸園
特にヒレカルビのカットに注目したい。注文を受けてからカットされるヒレカルビは、弾力と厚みによって肉汁の放出量が最適化されたものであり、この店でしか体験できない魅惑のフレイバー。もし可能ならば、希少価値のある本ヒレのジューシーさも体験しておきたい。

ミディアムレアでも、ミディアムでも、ウェルダンでも、自分が一番好きな焼き加減に肉に火を通す。そのままタレだけで食べるのもいいが、生卵に浸してから食べる。極楽とも言える肉の美味しさを体験した後、卵かけご飯のコクとまろやかさを味わう。肉汁とタレの美味しさが溶け込んだ生卵、美味しくないはずがない。これ以上の幸せがあるだろうか(東京都八王子市小宮町863-3)。

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9位 大門
「いやはや驚いた。これはカルビじゃなくて特上カルビじゃないか」と、焼肉マニアを唸らせるほど高級かつリーズナブルな焼肉店がある。創業から60年以上の歴史を持つ東京上野の老舗「大門」だ。

ガスと金網で焼くタイプで、ほどけたセーターの毛糸のようにいびつな曲がり方をした年季ある金網が、目視だけで「絶対に美味しい焼肉屋だ」と確信させる。おばちゃんが2名でせっせと接客をしており、まるで実家に帰ってきたかのような、はたまた、故郷の馴染みの店で食べているような、心がホッコリする気持ちになる(東京都台東区東上野2-15-6)。

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10位 焼肉サラリーマン
おそらく、肉質がカルビとして適切なのはもちろんのこと、仕込みにかなり時間と手間をかけている。30年以上前から続く「絶品ダレ」の安定と吟味はもちろんのこと、どうすれば「タレがカルビを盛り上げるのか」を徹底して追求。カルビが一番ベストな状態になるよう、しっかり考えて調理されているのだ。正直なところ、カルビ以外の肉は強く推奨できない。ここはカルビだけを楽しむ店だ(東京都荒川区西日暮里3-13-2)。

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・まだまだある美味しい焼肉店
今回は関東圏内のランキングだが、日本各地に美味しい焼肉店が点在している。あなたの家の近くにも、きっと美味しい焼肉店が存在しているはずだ。次の食事は焼肉にしてみてはいかが?

・美味しすぎてランキングから外した店も
ちなみに、あまりにも美味しすぎて、グルメ記者の間で殿堂入りとなった焼肉店もある。初台の「梁山苑」や、幡ヶ谷の「大昌園」だ。あまりにも美味しいためランキングには入れず殿堂入りとさせてもらった。

もっと詳しく読む: 実際に食べて確かめた関東の美味しい焼肉屋ランキングトップ10(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2017/10/07/kanto-yakiniku-ranking/


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