砂漠で食べる飯は美味い。インドのラージャスターン州には、オアシス都市として有名なジャイサルメールがある。そこからランドクルーザーに乗って大インド砂漠(タール砂漠)の端まで移動し、さらにラクダに乗り換えて砂漠を横断する。
・光るものはあまり持たずに移動
ラクダによる砂漠の旅は1~2泊ほどで、パキスタンの国境近くまで向かうことが可能。国境は常に緊迫した状態のため、光るものはあまり持たずに移動。砂漠は見通しが良く、場合によってはパキスタン側から何らかのアプローチがあるかもしれず、そんなトラブルを避けるためだ。
・質素な料理がウマイ
最低限のルールさえ守れば、これほどファンタジーな旅は他にない。午前中に移動し、日差しが強い昼の時間帯はランチを食べて木陰で昼寝。夕方近くに移動して、夜にはディナー。もちろんここは砂漠のど真ん中、ランチやディナーと言ってもその場で手作りした質素なもの。だがしかし、その質素な料理がウマイのだ。
・野菜は手でちぎる
砂漠の横断では重量を減らすため「できるだけ無駄なものは持って行かないこと」が重要。調理器具は必要最低限のものだけ。よって野菜は手でちぎる。ナンやチャパティなどはその場で生地をこねて、焼いて食べる。水は貴重なので、食べ終えたら食器は砂漠の砂で洗う。
もっと詳しく読む: インドの砂漠でメシを食おう / ラクダに乗って大インド砂漠を歩く(Photrip フォトリップ) https://photrip-guide.com/2017/04/01/jaisalmer-thar-desert/