【現地取材】インドだってウマイ店には行列ができる！マドゥライの絶品南インド料理が激ウマ

インド南部タミルナードゥ州にある、人口100万人以上の大都市マドゥライ（Madurai）。日本からの直行便が就航する国際空港もあるこの都市に、「旨い・安い・きれい」の3拍子が揃った、おすすめの南インド料理のレストランがある。

・路地に人の列が
チェンナイ（Chennai）、コインバトル（Coimbatore）に次ぐ、州の第3都市であるマドゥライ。この街は南インドに点在する寺院のなかでもドラヴィダ様式の真骨頂と名高い「ミーナークシー寺院」があることで有名だ。

国際空港をはじめ、インド国内の他都市からマドゥライへのアクセスは、中・長距離バスを利用することになるだろう（鉄道もあるが）。街のバススタンド周辺から鉄道のある北側へしばらく歩くと、人々が行列をつくるレストラン「Sree Sabarees」を見つけた。

・観光案内所のスタッフのお墨付きのレストラン
“レストラン”といっても高級なわけではない。店内もかしこまった雰囲気だしお客さんもいってしまえば日常着だ。ただ、いわゆる“食堂”というには「Sree Sabarees」は、あまりに居心地がいい。机の上や床は清潔に保たれているし、照明も明るい。席の間も広くとられているから満席になっても威圧感はない。

ここでは南インド料理の前菜からメインまでひととおり食べられる。一番人気は南インド料理で定番のカレープレート「ミールス」だ。バナナの葉の上に複数種のカレーとライスなどが盛られており、南インドに来たらぜひ食べたい逸品。スパイスが絶妙にきいたカレーはどれもおいしく、盛り付けも美しい。