ラーメン / ニンニクアブラダブル / 生卵
690円+50円
日本全国の「ラーメン二郎」を食べつくす旅。それはすなわち、ジロリアン(ラーメン二郎マニア)を超越した「ラーメン二郎」の神、いわゆるジロリアンゴッドの旅。ということで、この「ラーメン二郎全店制覇」シリーズに皆さんもお付き合いいただければ幸いである。
・亀戸店の特徴やルール
今回は、「ラーメン二郎 亀戸店」(東京都江東区亀戸4-35-17)で食べる。
ここは他のラーメン二郎とは若干ルールが違う。トッピング時に「マシ」「マシマシ」とは言わず、トッピング名だけを言う。「マシマシ」にしたいときは「ダブル」と言う。つまり「ニンニクアブラマシマシ」が食べたいなら「アブラニンニクダブル」と唱える。
・ラーメン二郎 亀戸店 メニュー
ラーメン 690円
ブタ入りラーメン 790円
大盛りラーメン 790円
ブタ入り大盛りラーメン 890円
つけ麺 (変更券) 100円
汁なし (変更券) 100円
タマネギキムチ 100円
生卵 (現金払い) 50円
・ラーメン二郎 亀戸店 自販機メニュー
特茶
キリンメッツコーラ
ドデカミンストロング
デカビタC
伊右衛門(小)
BOSSコーヒー各種
オランジーナ
サントリー黒烏龍茶
・シチュエーション
夜20時過ぎ、店頭に行列はないものの店内は満席。空腹時の待ち時間ほどつらいものはない。空席ができるまで店内で待ち、その間に食券を購入する。食券機の不具合か、食券が出ないトラブル発生。
神域のスタッフは動じず、静かに、そして菩薩のように余裕の顔で即対応。「おつりはちゃんと出ました?」という優しき慈悲も忘れない完璧なる接客をしながら食券機を修理。ほのかにスタッフから発せられる体温とアブラ臭に腹を鳴らしながら席に着く。店員でいいから食べてしまいたい。そんな衝動に駆られる。
・盛りクオリティ
今回は、ラーメンにニンニクアブラダブルと生卵を追加して注文。客を観察すると「麺半分」を注文する人多し(今回だけかもしれないが)。着席から15分ほど経過してやってきたラーメンは、トロントロンのデュルンテュルンにとけた脂がドッサリと盛られていた。野菜はキャベツ入りだがモヤシがメイン。ニンニクはダブルにしては少なめ。
そこに別皿の生卵を投入。脂身少なめの極厚チャーシューが夕焼けに照らされた山のように見える。そして真っ赤な太陽のごとく、生卵が存在感を魅せる。この丼、レオナルド ダ ヴィンチ作品に匹敵するほどの芸術作品。オークションに出せば2億円の値がついてもおかしくない。
・総評
麺はラーメンというよりも、デュルンデュルンのヌメヌメになるまで煮込んだうどんのよう。だがそれが良い。プリとした食感が良い。油、醤油、そしてニンニクエキスがたっぷりと浸透し、ラーメンとは違った別の料理、いや、別の生命体を食べているかのようだ。
味付けは濃くなく、むしろラーメン二郎の店舗のなかでもアッサリ系。チャーシューはあっさりなので脂っこさ皆無。脂以外全体的にあっさりで俺好みのもの。無料トッピングの脂をレンゲにのせてズルッとすする。
ほのかに甘味と塩気を感じる。ああ、たまらないこの瞬間。豚の脂が血管に流れ込むかのような快感。身体全体から美味しさを楽しませ、食べる者を癒やしてくれる。
美味しすぎて震えが止まらない。どうもありがとうございました。
・採点レビュー(5点満点)
美味: ★★★ / 夢中で掻き込む
麺質: ★★★ / プリとした食感
出汁: ★★★ / ウマ汁
肉質: ★★ / パサとした食感のブタ
脂度: ★★★★ / 塩気とアブラの興奮仕様
総量: ★★★ / 満足できるもの
店員: ★★★★ / 俺好みの者
総評: ★★★★ / 神域ィ!
もっと詳しく読む: ラーメン二郎 亀戸店 / ラーメン / ニンニクアブラダブル / 生卵(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2016/10/01/ramen-jiro-kameido/
[map_card]ラーメン二郎 亀戸店
住所: 東京都江東区亀戸4-35-17
時間: 11:00~14:30 17:30~21:30
休日: 火曜日
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Respected @habomaijiro
執筆: ミスタークドウ