予約殺到! ラーメン屋・新福菜館の完全予約制コース料理 / 新福菜館 お二階 隠れ

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コース料理
5000円

「京都ラーメンのルーツ」とまでいわれいる、伝統の味を楽しめるラーメン屋『新福菜館』。京都では『本家 第一旭 たかばし店』と並んで定評のあるラーメン屋だが、2015年には東京麻布十番に店舗展開し、人気を博している。

・ウマいラーメンの源流が『新福菜館』
ちなみに、東北や関東で人気の『末廣ラーメン本舗』も、昭和13年に創業した『新福菜館』をルーツとして派生したもの。つまり、ウマいラーメンの源流が『新福菜館』にあるのである。

・焼き餃子と水餃子が食べられる
そんな『新福菜館』には、完全予約制のコース料理が存在する。麻布十番の店舗には二階があり、事前に予約した客だけが入ることができ、コース料理は5000円の定額制だが、要望により増額。しかも、コース料理でしか食べられない『新福菜館』の激レア料理、焼き餃子と水餃子が食べられるのだ。

・一階の通常店舗とは別物
その店舗名は『新福菜館 お二階 隠れ 麻布十番店』(以下 お二階隠れ)といい、一階の通常店舗とは別物として扱われている。さっそくお店に連絡をとり、予約をとって行ってみた。

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・限られた人しか食べられない
ちなみに、予約をした時点で、すでに1週間待ちの状態だった。『新福菜館』は『お二階隠れ』を大々的にアピールしていない。それにもかかわらず、1週間待ちという驚異の人気ぶり。予約することができた限られた人しか食べられないだけに、期待が高まる。

・アパートにありそうな階段
皆さんは、麻布十番の店舗に行かれたことはあるだろうか? 民家のような味のある店舗の脇に、アパートにありそうな階段があることに気づいただろうか? そこをのぼっていくと、『お二階隠れ』に入ることができる。

・完全なる「隠れ家」
予約の時間より10分ほど早く到着したが、大雨のなか、店員が2名、店舗の前で待っていてくれた。ラーメン屋とは思えない「おもてなし」。ガラッと引き戸を開けると、そこはもう、まさに隠れ家。「隠れ家的」ではない。完全なる「隠れ家」である。

・料理の内容
コース料理の内容はこうだ。枝豆、特製ザーサイ、野菜とチャーシューの盛り合わせ、焼き餃子、水餃子、ラーメン、チャーハン、生たまご。焼き餃子と水餃子は、ここでしか食べられない。

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・特製ザーサイの「春を感じる苦味」
アルコール類は飲み放題で、部屋にある冷蔵庫から好きな酒を選び、自由に飲む。まず最初にお酒で乾杯できるように、枝豆や特製ザーサイ、チャーシューが出てくる(ソフトドリンクもある)。特製ザーサイの「春を感じる苦味」がチャーシューや酒と絶妙にマッチ。これは嫌でも次の料理に期待が膨らむ。

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・食べたらその美味しさが確信
そして次にやってきたのが、『お二階隠れ』でしか食べられない焼き餃子と水餃子。

写真を見ればわかると思うが、ここまで「食べる前から美味しいことが確定した見た目」に仕上げるのは至難の業。事実、食べたらその美味しさが確信となった。

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・さらに美味しく食べるコツ
上品に食べることはない。餃子と餃子がくっついているので、離したときに2つくっついていたら、そのままガブリと食べればよい。まずは何もタレをつけずに、豪快に食べるのが、さらに美味しく食べるコツだ。

・食材の刻みに「良い意味でのブレ」
皮に対する加熱が絶妙。パリッと焼かれているように思えて、完全に水分が飛ばないように、モチッとした食感が「焼き面」にもしっかり残されているのが素晴らしい。具が拡散しつつ旨味を広げながらも、キュキュッとした食感が楽しめるよう、食材の刻みに「良い意味でのブレ」が生じている。旨味の広げ役、食感の存在感を感じさせる役、どちらも絶妙なキャスト。

・『新福菜館』の命のタレ
しかしいちばん驚いたのが、水餃子のウマさだ。厚みのある生地が特徴で、食べて瞬間にパチンとはじけて具があふれ出す。この段階で美味しさに満足してはいけない。水餃子と一緒に出されるタレに注目だ。このタレ、ラーメンにも使われている、まさに『新福菜館』の命ともいうべきタレなのだ。

・タレを水餃子になじませる
器に水餃子とスープを入れ、そこにタレを入れ、じわっとタレを水餃子になじませたあと食べる。これがもう、メインディッシュなんじゃないかと思えるほど感動的なウマさ。ラーメンやチャーハンを期待して『お二階隠れ』にきたが、水餃子の時点で大満足。

・タレと融合して生まれた旨味エキス
『新福菜館』のラーメンのタレは、どんな料理にもマッチ。特に水餃子はタレの旨味を生かし、このタレがあるからこそ、完璧な水餃子に仕上がる。「ギンッ!」と強いパンチのある醤油ベースの刺激がきたかと思いきや、次に訪れるのは水餃子の皮が放つ、「タレと融合して生まれた旨味エキス」。

・完成度が高すぎて怖い
こんな完成度の高いものを食べてしまったら、今後がとても恐ろしい。また予約しないと食べられないと思うと、まさに拷問である。毎日食べたい、毎日。

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・ラーメンを好きな種類に変更
『新福菜館』のラーメンとチャーハンに関しては、言うまでもなく素晴らしい。

ラーメンと生卵を注文し、生卵に麺をつけてスキヤキ風にして食べると、けっこう美味しい。コース料理の場合、ラーメンを好きな種類に変更できるので、あらかじめ伝えておくといいだろう。

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・絶対に体験しておくべき空間
コース料理は約2時間。餃子の感動と『お二階隠れ』の空間を堪能できるなら、一度は体験したいものである。いや、『新福菜館』が好きな人は、絶対に体験しておくべきだと断言しよう。

・最大で6名が妥当か
改めて予約の詳細をお伝えする。予約は電話で受け付けており、コース料理と飲み放題で5000円~。4名から予約が可能で、テーブルの大きさと椅子の数を考えると、8名までは入ることができると思われる。窮屈さを感じたくない場合は、最大で6名が妥当だと感じた。

もっと詳しく読む: 東京メインディッシュ https://main-dish.com/2015/09/12/shinpukusaikan-kakure/

[map_card]新福菜館 お二階 隠れ 麻布十番店
住所: 東京都港区麻布十番1-2-5 2F
時間: 不定(完全予約制)
休日: 不定(完全予約制)
http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13186056/
[map addr=”東京都港区麻布十番1-2-5″][/map_card]

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