東京でいちばん美味しいカレー屋『トマト』の和牛ビーフジャワカレー

カレー

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和牛ビーフジャワカレー
1950円

東京都内で一番美味しいカレーといわれている店が、JR荻窪駅から徒歩2分の場所にある。その店名は、欧風カレー&シチュー専門店『トマト』。とてもキュートな店名だし、店舗のデザインも落ち着く西洋風。だが、そのファンシーなイメージとはかけ離れた、極めて本格的な欧風カレーを堪能することができる。

・AからZまで体験した者がくる場所
非常にホスピタリティーが素晴らしい女性店員と男性シェフが切り盛りしており、そのシェフの熟練度はまさに「極めし者」のレベルに達している。しかしカレーの玄人は言う。「この店は、あらゆるカレーを食べ、甘さも辛さもAからZまで体験した者がくる場所である」と。

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・ここのカレーを高評価する傾向
そんな玄人の話はスルーしてかまわないが、まったく間違ったことを言っているわけでもない。

『トマト』のカレーはどんな人にも驚きを与える個性派カレーだが「より多くのカレーの味を知っている人」こそ、ここのカレーを高評価する傾向にあるのだ。

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・響き渡る苦味がたまらない
すなわち、カレー好きほど褒め称えるカレーなのである。実際に食べればわかるが、食べた瞬間に感じるのは辛さでも塩気でも旨味でもない。

まるで除夜の鐘の音のように、グワァーーーーンと響き渡る苦味がたまらない。

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・大半の人は「美味い」
その苦味のあとは強烈な酸味。そして最後に辛味と旨味がやってくる。スプーンに乗ったカレーが口の中に入ってくるまでに苦味は消えるが、酸味と旨味は最後まで強く尾を引く。この酸味を「美味い」と感じるか「強い」と感じるかは、人の好みによるのだが、大半の人は「美味い」と感じているようだ。

・必然的にライスが足りなくなる
あまりにも酸味が強いため、少量のカレーに多量のライスを費やす。必然的にライスが足りなくなるので、あらかじめ大盛りを注文しておくべきだろう。

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・チーズをトッピング
酸味をもっとソフトにしつつ、芳醇な味わいをプラスしたい人は、チーズをトッピングするといい。やや値段が高まるが、さらに野菜をトッピングすれば、酸味が弱まるだけでなく野菜の旨味がカレーを盛り上げてくれる。

店は和牛ビーフジャワカレーを推奨しているが、もしカレー初心者なのであれば、チキンカレーを推奨する。鶏肉の旨味がマイルドで、和牛ビーフジャワカレーより万人ウケしやすい。できれば、チキンカレーにはチーズと野菜もプラスしたいところ。

・ディナータイムの早い時間に行くべき
このカレー屋は、できれば3~4人で行きたい。ひとつひとつのカレーがやや高額なので、大勢で行ってカレーをシェアすれば、一度に複数のカレーの味を堪能できる。ちなみに、野菜は売り切れることがあるので、食べたい人はランチタイムやディナータイムの早い時間に行くべきだ。

・それがここのルール
この店に行くことを決めた人は、行列が30~60分ほどあること、店内に入ってからも調理に数十分かかることを念頭においておこう。合席はしないルールなので、ひとりで4人テーブルを占領(?)する場合もあるが、気にする必要はない。それがここのルールなのだから。

もっと詳しく読む: 東京メインディッシュ https://main-dish.com/2015/08/23/tomato/

[map_card]トマト
住所: 東京都杉並区荻窪5-20-7
時間: 11:30~13:30 18:30~20:30
休日: 水木
http://tabelog.com/tokyo/A1319/A131906/13001113/
[map addr=”東京都杉並区荻窪5-20-7″][/map_card]

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