銀座の立ち食いそば屋で女将さん特製「ステーキそば」を堪能する / 陶そば

うどん・そば

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ステーキそば
1500円

立ち食いそば屋は「サッ」と入って、「ズズッ」とすすって、「スッ」と出て行くのが礼儀。そんなこだわりを持った人もいるようだが、さすがに1500円のステーキそばで、その三拍子ができる人は少ないだろう。

・感動ともいえる肉汁
かけそばに、肉汁が溢れ出るほどのジューシィーな高級牛ヒレ肉が乗っているステーキそば。ひとくち食べるたびに感動ともいえる肉汁が広がり、そのソフトな食感に魅了される。贅沢な牛肉がごろごろと7~8切れも入っているのだから、少なくとも数十分はじっくり堪能したい。

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・立ち食いそば屋があるとは気がつくまい
そんなステーキそばが食べられるのは、東京都銀座の路地にある『陶そば』。JR有楽町駅から徒歩3分ほどの場所にあり、飲食店街の路地の奥に店舗がある。

「そば」と書かれた赤提灯がなければ、誰もそこに立ち食いそば屋があるとは気がつくまい。

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・確かにここはそば屋だ
店内に入ると、バーのような雰囲気が広がっており、立ち食いそば屋とは思えぬムードに驚く。椅子もあるが寄せてあり、立ち食いスタイルで食べる流れになっている。

しかし壁のお品書きを見れば、そこにはそば屋のメニューが書かれていた。確かにここはそば屋だ。

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・ひとつひとつ女将さんが鍋でゆでる
女将さんがひとりで切り盛りしており、そばは注文を受けてから丁寧に茹でる。

本格的な調理器具があるわけではなく、ひとつひとつ女将さんが鍋でゆでる。よって、一度に作れる量が決まっているため、大勢の客が来た場合は順番にゆっくり出す。

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・より美味しいヒレ肉を使用
ステーキそばの写真が貼られていたのだが、かけそばにアメリカンステーキが盛られているものだった。

しかし改良に改良を重ね、現在は、より美味しいヒレ肉を使用しているという。

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・和食に使われるような威厳
もちろん、注文を受けてからステーキを焼く。食べる前から肉が焼ける香ばしい匂いが漂い、食欲がどんどん増幅されていくのがわかる。女将さんから手渡しで渡されたステーキそば。器が和食に使われるような威厳を感じるものだった。

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・ジュワッとあふれ出すエキス
ずっしりと重い器をテーブルに置くと、ぶわっと広がる湯気とともにダシと牛肉の香ばしさが広がる。たまらない!! そばよりも牛肉を先に食べたのだが、その絶妙な柔らかさに驚いた。ジュワッとあふれ出すエキスの美味いこと美味いこと。

・極めて計算された絶品そば
柔らかさも絶妙で、柔らかすぎず、その食感を楽しめるよう「ある程度の弾力」を残すように焼かれている。続けてそばをすすったのだが、ここまで牛肉とそばがマッチするとは思わなかった。牛肉のエキスがそばの風味とダシの塩分と混ざり合い、「旨味」に変化。極めて計算された絶品そばに仕上がっている。

いやはや、銀座の路地に、ここまで客をうならせるそば屋があるとは思わなかった。銀座に立ち寄ったら必ず堪能すべき一杯である。

もっと詳しく読む: 東京メインディッシュ https://main-dish.com/2015/06/25/suesoba/

[map_card]陶そば
住所: 東京都中央区銀座6-3-6
時間: 12:00~24:00(休憩時間ランダム)
休日: 土日
[map addr=”東京都中央区銀座6-3-6″][/map_card]

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