小ラーメン豚入り / ニンニクアブラマシマシ / 赤 生姜 かつお魚粉 うずら
930円+50円+50円+100円+100円
日本全国の「ラーメン二郎」を食べつくす行為。それはすなわち、ジロリアン(ラーメン二郎マニア)を超越したラーメン二郎の神、いわゆるジロリアンゴッドになる修行。ということで、この「ラーメン二郎全店制覇」シリーズに皆さんもお付き合いいただければ幸いである。
・新小金井街道店の特徴やルール
今回は、「ラーメン二郎 新小金井街道店」(東京都小金井市貫井北町3-5-7)で食べる。
店頭は広めのスペースになっているが、隣が飲食店なので迷惑をかけないように乱れず並ぶこと。行列は野外から店内まで続いており、店内では椅子に座って待つ。食券を購入してから並ぶ人もいるが、基本的に店内に入る際に買う。食券機はとても小さなもので、他店舗にはない可愛らしさがある。
食券機にある「赤」や「黄」などはテイストの変化を楽しめるオプション。たとえば赤の食券を買えば辛口にしてもらえる。「マシ」や「マシマシ」が可能だが、増やしたからには絶対に残してはならない。
・ラーメン二郎 新小金井街道店 メニュー
ミニラーメン 680円
小ラーメン 730円
小ラーメン豚入り 930円
大ラーメン 830円
大ラーメン豚入り 1030円
小つけ麺 880円
小つけ麺豚入り 1080円
大つけ麺 980円
大つけ麺豚入り 1180円
豚肩ロース 250円
煮玉子 50円
うずら 100円
しょうが 50円
かつお魚粉 100円
黒 150円
赤 50円
黄 100円
白 50円
ビール 500円
・ラーメン二郎 新小金井街道店 自販機メニュー
午後の紅茶ストレート
午後の紅茶ティーグルト
午後の紅茶芳醇ロイヤルミルクティー
午後の紅茶おいしい無糖
ミルージュホワイトソーダ
キリンメッツアルギニン
キリンメッツレモンスカッシュ
ソルティライチ
レッドブル
生茶
香ばし麦茶
キリンメッツコーラ
ヴォルビック
FIRE缶コーヒー各種
ダイドーブレンドコーヒー
世界一のバリスタ監修ダイドーブレンドコーヒー
キリンメッツブラック
・シチュエーション
店内は、ラーメン二郎の店舗のなかでも最大級の細長さ。長いカウンターに客がずらっと座ってラーメンをすする姿は壮観。
次々にラーメンがカウンターに出され、無心になってクニュとした麺をズルズルッとすすりまくる。その様子を並びながら見ていると、どんどん腹が空いてくる。
・盛りクオリティ
今回は、小ラーメン豚入りにニンニクアブラマシマシと「生姜」と「かつお魚粉」と「うずら」と「赤」(辛口)を追加して注文した。ただでさえ盛りが多い新小金井街道店。ガッツリと投入された野菜の山に、かつお魚粉がたっぷりとふりかけられている。ちなみに、かつお魚粉は、「新小金井街道店にきて魚粉をかけないのは無作法」と言われるくらいの定番メニューだ。
これでもかっ! というくらい丼にブチ込まれたうずらと生姜によってチャーシューが見えないが、ガッツリと野菜の山に埋もれている。ニンニクもたっぷり入っているが目視は不可能。
・総評
正直に言おう。ラーメンを見ただけで全身が震えだし、「はわわわぁ」と声を出しながら記憶が数秒間ほど飛んだ。いや、明確にはその数秒間、嗅覚と視覚から膨大な「旨味」の情報が流れ込み、未曾有の事態に脳が処理しきれず、オーバーヒートが発生したと言ったほうが妥当だろうか。すぐさま脳をリセットして再起動したものの、リセットしても「ラーメンの衝撃」は消えずに継続していた。
そんな状態になるのも理解できる。なぜならこのラーメン、まさにラーメンとして完璧なる存在だからである。脂から発せられる甘い薫り、醤油ベースのスープから放たれる香ばしさ、そしてその熱気によって舞い上がる魚粉の磯の薫り、そのすべての要素が、一気に視覚と嗅覚を刺激するのだ。
実際に食べれば、その感動と衝撃がストレートに猛攻撃を仕掛けてくる。熱々の野菜はどうだッ! 醤油はどうだね!? 脂もいいだろう? うずらも良かろう! 麺だっていいでヤンスよ! と、各食材が次から次へと旨味を猛烈アピール。食べている最中、0.1秒ですら、味覚神経が休まる暇はない。
特にクオリティが高いのが麺。やや柔らかめのクニュとしたプリ麺で、これがまた魚粉を吸いつけて美味さ爆発。スープは濃すぎず、激しい自己主張をしていないのも美味しさの秘密だろう。ジューシーでホロホロとしてて柔らかいチャーシューも絶品で、スープに浸ることでさらに柔らかさが増している。
ここ最近、毎日のようにラーメン二郎を食べているが、食べている最中から激しい睡魔に襲われるようになった。退店後、恥ずかしながら近場の路上で眠ってしまう事もたまにある。他のラーメン屋ではこんなことは起きなかった。ラーメン二郎を食べまくるようになってから発生する症状である。
おそらく、脳がラーメン二郎を恋しがるのだろう。ラーメン二郎という美味しさの感動体験を持続させたい作用が脳内で働き「できるだけ長く美味しさのなかに浸っていたい」という命令を脳が発するのだ。睡魔が訪れると「きたきた(笑)」と思うようになり、むしろ睡魔を楽しんでいる。
皆さんは、睡魔が訪れるポジションまで到達することはできるだろうか。睡魔なくしてラーメン二郎を語ることなかれ。いやはや、ラーメン二郎が人を魅了する力、恐るべし!
美味しすぎて震えが止まらない。どうもありがとうございました。
・採点レビュー(5点満点)
美味: ★★★★ / コレメッチャ好きィ!
麺質: ★★★★ / ウマ味たっぷりの汁で流し込む
出汁: ★★★★ / 辛味の中にウマ味ありッ!
肉質: ★★★★ / 味染みてプルと柔らか神域ブタ
脂度: ★★★ / ウマ味押し寄せるもの
総量: ★★★ / 思わず声出そうになった
店員: ★★★★ / オヤジの中のオヤジ
総評: ★★★★ / 夢中で啜る
もっと詳しく読む: ラーメン二郎 新小金井街道店 / 小ラーメン豚入り / ニンニクアブラマシマシ / 赤 生姜 かつお魚粉 うずら(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2016/10/19/ramen-jiro-shinkoganeikaido/
[map_card]ラーメン二郎 新小金井街道店
住所: 東京都小金井市貫井北町3-5-7
時間: 17:00~24:00 土12:00~23:00 日祝12:00~19:00
休日: 月曜
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執筆: ミスタークドウ