【ラーメン二郎全店制覇】ラーメン二郎 荻窪店 / 小豚 / ニンニクアブラマシマシ / 生玉子

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小豚 / ニンニクアブラマシマシ / 生玉子
850円+50円

日本全国の「ラーメン二郎」を食べつくす行為。それはすなわち、ジロリアン(ラーメン二郎マニア)を超越したラーメン二郎の神、いわゆるジロリアンゴッドになる修行。ということで、この「ラーメン二郎全店制覇」シリーズに皆さんもお付き合いいただければ幸いである。

・荻窪店の特徴やルール
今回は、「ラーメン二郎 荻窪店」(東京都杉並区荻窪4-33-1)で食べる。

極めて標準に近いラーメン二郎。奇抜さや個性は強くなく、三田本店の味に限りなく近いテイストに定評がある。いや、「三田本店がブレずに美味しく作れた日の味をブレずに安定して毎日提供している店」と表現したほうが正しいかもしれない。

トッピングはヤサイ、ニンニク、カラメ、アブラなどを無料で増やすことができ、「マシ」や「マシマシ」も可能。ルールもそれくらいで、特に奇抜なルールは存在しない。行列に並ぶときは先に食券を買ってからにしよう。

・ラーメン二郎 荻窪店 メニュー
小ラーメン 700円
小豚 850円
大ラーメン 800円
大豚 950円
生玉子 50円

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・シチュエーション
店舗は良い意味で極めて普通で、よくある街の中華食堂のような雰囲気。テーブルや厨房も清潔で、なによりスタッフが男女ともクールビューティーで寡黙に麺を茹でて接客している姿に心が引き締まる。

客層は会社帰りのサラリーマンや大学生が大半のようだ。この日は女性客は目にしなかったが、チラホラとカップルや女性の一人客もやってくる。雰囲気のクリーンさもあって、ラーメン二郎のなかでも女性が入りやすい店舗なの間違いない。

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・盛りクオリティ
今回は、小豚にニンニクアブラマシマシと生玉子を追加して注文。ヤサイマシマシにしていないのに大盛りの野菜が「ドッカン!」と投入されているあたり気前がいい。チャーシューは豪快に「分厚い肉塊」がブチ込まれており、ワイルドさを演出している。

写真ではわかりにくいが、富士山でいうところの山梨県側にどっさりとニンニクと脂が盛られている。油は純白でトロトロ。固形を保てておらず、ゼリーを砕いたかのような形状に。箸ではつかめないほどジュルジュルで、脂をすすりたいならばレンゲは必須。

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・総評
うん、荻窪店を食べるとホッとする。その理由は分かっている。冒頭でも説明したように、「三田本店がブレずに美味しく作れた日の味」だからだ。三田本店は年に数回だけ「極上の味」を生み出す。日々の大半は「とても美味しい味」を提供している。その「とても美味しい味」を荻窪店でも体験できるのである。いつ行っても安定して。

スープは乳化していて、醤油ラーメンなのに味噌ラーメンのような様相。乳化したスープはあっさりとしていながら心地よいコクを生み出し、素静かなるスープのテイストによって、デロデロの柔らか麺が反応し、じゅわーっと広がる小麦と脂と醤油の旨味(旨味三重奏)を生成する。デロデロでクニュとしすぎた麺は賛否両論だが、これこそラーメン二郎の美味しさのひとつであると断言しよう。

巨大なチャーシューはホロホロと崩れやすいものの、しっか内部に肉汁をため込んでいて、食べるたびに表面の強めのタレがパンチのきいた塩気を楽しませてくれる。チャーシューを浸しているとどんどん塩気がスープに流れるので、サルベージして野菜の上に乗せておこう。

美味しすぎて震えが止まらない。どうもありがとうございました。

・採点レビュー(5点満点)
美味: ★★★ / 本店彷彿とさせる極めたウマさ
麺質: ★★★ / クニュプルで汁染みまくりィ!
出汁: ★★★ / ウマ味と醤油効いてメッチャウマ
肉質: ★★★ / ホッロホロ!
脂度: ★★★ / くち溶けふわり
総量: ★★★★ / 大型種ッ!
店員: ★★★ / クールビューティー
総評: ★★★ / ブレ無き安定のドストライク

もっと詳しく読む: ラーメン二郎 荻窪店 / 小豚 / ニンニクアブラマシマシ / 生玉子(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2016/10/09/ramen-jiro-ogikubo/

[map_card]ラーメン二郎 荻窪店
住所: 東京都杉並区荻窪4-33-1
時間: 11:30~14:00 17:30~22:00 土16:00~22:00
休日: 日祝木
[map addr=”東京都杉並区荻窪4-33-1″][/map_card]
Respected @habomaijiro

執筆: ミスタークドウ

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