焼き餃子定食
700円
東京都のJR田町駅(または地下鉄三田駅)から徒歩3~4分の場所に、「名前のない餃子屋」がポツンと存在する。奇をてらってそんな名前にしているわけではない。本当に名前がないので、客が便宜上「名前のない餃子屋」と呼んでいるのだ。つまり無名の餃子屋である。
・昔は「名前がないラーメン屋」
十数年前まではラーメン屋だったが、ラーメンを作らなくなり、餃子だけに特化した食堂となった。ラーメン屋だった当時から名前がなく、近くの大学生からは「名前のないラーメン屋」と呼ばれていた。店頭にゲンコツがぶら下がっていると営業しているが、ぶらさがってないと「スープ作り失敗」ということで営業しないルールだったという。
・焼餃子定食と水餃子の単品
話を「名前のない餃子屋」に戻すが、あまりにも餃子が美味しいため、多くの餃子好きが通っている店になっている。
メニューは焼餃子と水餃子と野菜餃子、そしてその定食のみを提供。飲み物はビールが注文可能である。ここの常連の多くが、焼餃子定食と水餃子の単品を注文する。
・タレは女将さんが調合したもの
店主の女将さんが一人で切り盛りしており、注文を受けてから丁寧に焼くため、10分以上時間を要する。ここの焼餃子の特徴は、かなり固めの皮。
しかし皮の厚みがあるわけではなく、レシピと調理方法により皮を固めに仕上げているのだろう。タレは女将さんが調合したものが出されるので、それに餃子を浸して食べる。
・幸せが訪れる味
この焼餃子、タレをつけなくても美味。肉汁事態にたっぷりと旨味が含まれているためだ。そしてこの焼餃子はライスにバッチリと合う。肉汁が豊富なだけでなく、タレの酸味と香ばしさがライスの旨味を増幅させ、さらにぎっしりと詰まった肉の食感が心地よい感触を与えてくれる。
ここまでライスと相性の良い餃子は珍しく、タレに浸してご飯と一緒に食べれば、その瞬間から幸せが訪れる。
もっと詳しく読む: 歴史ある「名前のない餃子屋」で食べる焼き餃子(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2016/08/26/mita-gyoza/
[map_card]名前のない餃子屋
住所: 東京都港区芝5-25-2
時間: 11:00~14:00 17:30~21:00
休日: 土日祝
https://main-dish.com/2016/08/26/mita-gyoza/
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