餃子定食
750円
餃子といえば宇都宮市がメッカだが、日本全国に餃子が美味しいといわれている地域は無数にある。なかでも「もっと注目されてもいいんじゃあないか?」と思うのが、石川県小松市だ。
・グルメな地域として定評
金沢へ新幹線が走る前、東京から石川県への入り口は小松市の小松空港だった。それゆえ、多くの人たちが小松市を経由して多方面へと向かうため、グルメな地域として定評のある場でもあったのだ。しかしその後、新幹線が金沢に走ることになり、小松市は急速に目立たなくなっていった。
・地域住民が絶賛している餃子の店
しかしながら、目立たなくても「そこに美味しいものがある」という事実は変わらない。小松市は餃子が美味しい地域として今も健在。餃子を求めて観光客がポツポツと訪れているが、今回は観光客向けではない「地域住民が絶賛している餃子の店」をご紹介したいと思う。
・一人で何個でも食べられてしまう
その店は、外観も内装もいたって普通の中華食堂「珍龍」(石川県小松市園町ホ-117-1)。しかし普通じゃないのが餃子。驚くほど細長く、そしてソフトな皮で包まれた餃子は、一人で何個でも食べられてしまうほどヤミツキになる味。
・羽毛のような皮
なにより、どこの餃子よりも口当たりがソフトなのに驚かされる。皮が綿のように、羽毛のように、そして赤ちゃんの肌のようにきめが細かく弾力とハリがあり、そして柔らかい。ソフト&ウエットという言葉がピッタリの餃子なのである。
・「香ばしさ」と「ジューシーさ」
そんなにも繊細な一面がありながら、片面はガッツリとパリパリに焼かれており、餃子が持つ上質な「香ばしさ」と「ジューシーさ」の双方を堪能できるハイブリッドな仕上がりになっている。
・一粒一粒が持つ野菜と肉の旨味
注目したいのが、具(餡)のキメである。極めて細かい粒子状に刻まれた具が、食べた瞬間に拡散。一粒一粒が持つ野菜と肉の旨味が、通常の餃子より高い密度で絡み合う。
餃子は「雑な美味しさ」も魅力だが、この餃子のように「繊細な美味しさ」も素晴らしいことに気がつく。
もっと詳しく読む: 密かに餃子が美味しい地域でいちばん美味しい餃子(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2016/07/25/komatsushi-gyoza/
[map_card]珍龍
住所: 石川県小松市園町ホ-117-1
時間: 11:00~15:00 17:00~22:00
休日: 月曜日(月曜祝日は翌日が休日)
http://tabelog.com/ishikawa/A1702/A170202/17001603/
[map addr=”石川県小松市園町ホ-117-1″][/map_card]