王さまの餃子
420円
東京都浅草に、伝説になりつつある餃子の大衆食堂がある。ラーメン、チャーハン、炒め物など、一通りの中華料理を提供しているが、なかでも餃子に定評があり、その店名も「餃子の王さま」。
・どれよりも餃子にかけてきた時間は長い
世間には「餃子の王将」や「大阪王将」など、キング系のネーミングで餃子を販売しているチェーン店があるが、この「餃子の王さま」とは無関係。そもそも創業昭和29年の歴史があり、そのどれよりも餃子にかけてきた時間は長い。
・客も自分のペースでその味を堪能
あくまで大衆食堂として営業しているが、訪れる客の多くが餃子を注文する。店内はきわめて狭く、行列ができる日も少なくない。店内は狭いが、それでもやっくりと牛座やビールを堪能できる雰囲気がそこにある。たとえ行列ができていたとしても、店員はせかさないし、客も自分のペースでその味を堪能する。
・ビット感あふれるサイズ
ここの餃子の特徴は、全体的にカリッと焼かれたディープフライドの皮。しかし内部には油が浸透しておらず、けっして油っぽくないし、水分が多すぎてネチネチしていることもない。なにより、具が驚くほど細かく、まるで砂のようなビット感あふれるサイズ。
・砂漠で舞い上がる砂のごとく
おそらく、ここまで具を細かくしている餃子は日本に数軒しか存在しないだろう。その特徴を体験するだけでも、この食堂を訪れる価値がある。なによりも重要な味の評価だが、食べた瞬間に「砂漠で舞い上がる砂」のごとく、一瞬にして具が広がる。
・体験したことのない餃子体験
その瞬間に感じる野菜の旨味と甘味がたまらない。それをビールで一気に流し込めば、今までに体験したことのない餃子体験をすることになる。砂のように細かく刻まれた野菜一粒一粒から、微細な旨味が放たれ、味覚神経を繊細に刺激するのだ。
・一気に大衆の味に変化
ちなみに、ここの餃子は最低でも二人前を食べておきたいところ。一人前は醤油と酢だけで食べ、もう一人前は自家製のラー油を投入して食べたい。野菜の糖度が高いため、醤油と酢だけでじゅうぶん食材の旨味を堪能できるからだ。ラー油を入れると一気に大衆の味に変化。これはこれで香ばしさがまして美味。
・タレと出会うことで完成となる
「最初は何もつけずにそのまま食べる」という人がよくいるが、ここの餃子は別だ。そのままでは完成系ではない。あくまで醤油や酢などのタレと出会うことで完成となる。
もっと詳しく読む: 東京メインディッシュ https://main-dish.com/2015/12/14/gyoza-king/
[map_card]餃子の王さま
住所: 東京都台東区浅草1-30-8
時間: 11:15~14:45 16:00~20:45
休日: 火曜日
http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13016814/
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