特選厚切りロースかつ定食
2200円
堂々たる佇まい。黄金の衣に包まれた六白黒豚は揚げ油から出されても尚ゆっくりとゆっくりとその身に熱を伝え続け、やがて最も美味しい瞬間を迎える。
職人が出来上がりの未来までも秒単位で拘り完成させた最高のトンカツ、それは増上寺のすぐ近く、東京タワーも望む大門にある気鋭の鹿児島黒豚料理専門店・のもと家で出会うことが出来ます。
・トンカツの顔をよく見てみよう
美味しいトンカツと、イマイチのトンカツの簡単な判別方法があります。一切れ持ち上げてそれを裏返してみましょう。黄色く衣が濡れてたら油切れが悪い証。食後の胃もたれ間違い無しなので早めのキャベ2が大事になります。
白く衣がふやけていたら、それは分厚すぎない衣の完成度と溢れる肉汁の証、大当たりのトンカツ屋さんです。長々眺めている時間はありません。全ての料理には美味しく食べる旬の時間があります。はよ食べないと!
・旨さしたたる厚切り肉
厚さ4cm近い極上ロースは、その切り口は色っぽいまでにしっとりと濡れています。揚がり過ぎず、かといって最近流行のレア系でもなく(レア系トンカツを提供する店の殆どは無菌のSPFポークを使ってるので心配はいらん)絶妙の揚げ上がり。
肉の舌触りはシルキーで、サクッとした衣とのコントラストも楽しい一品になっています。まずは何も付けずに、そのまま。鼻から抜ける甘い香り、口中に広がる爽やかで上品な旨味。トンカツってマジ美味しい。
・茎わさびと鹿児島甘露醤油の味わい
のもと家のオリジナリティはここから発揮されます。刻み茎わさびをトンカツに載せて、鹿児島の甘い醤油をちょいとつけて頂いて下さい。初めての体験、そして意外なまでの相性。すごく美味しいのです。ややもすれば脂に負けてしまいそうな時があるトンカツを最後の最後まで美味しく味わえる秘密兵器。
ただし使いすぎは要注意です。いずれもパワフル故、繊細な六白黒豚に勝ってしまう可能性だってあります。のもと家では茎わさびと鹿児島醤油以外にも、自分ですり鉢で擦るゴマを使うトンカツソースや粗塩、レモンも準備されているので、トンカツの三角喰い四角喰いで自分に最適なローテーションを見つけて幸せになって下さい。
・カツ丼が食べたい
のもと家ではカツ丼も提供しています。こんな美味いトンカツなんだからカツ丼は輪にかけて美味しいに決まってる。が、それは土曜限定。どうしよう、いつ行こう…
[map_card]のもと家
住所: 東京都港区芝公園2-3-7 玉川ビル 2F
時間: 11:30~14:30 17:30~21:30 土11:30~14:30
休日: 日祝(夏期休暇や年末年始等)
[map addr=”東京都港区芝公園2-3-7″][/map_card]
もっと詳しく読む: 東京メインディッシュ https://main-dish.com/2015/06/02/nomotoya/
Via: のもと家