【シベリア鉄道】北京から出発する2人用個室は洗面所つきです / モスクワまで快適な旅?

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シベリア鉄道は北京からモスクワまで直通で走っています。5泊6日の旅になりますが、2人用個室を予約すると非常に快適な旅ができます……、といいたいところですが、色々とトラブルが発生する可能性があるので、そのあたり、解説したいと思います。

・基本的に個室を1人で占有
1人で2人用個室を予約した場合、基本的に1人で占有できます。満席時は例外もあるようですが、知らない人を同じ部屋に割り振ることは避けるようです。しかし4人部屋になると、まったく知らない人が同じ部屋になることが普通なので、プライベートはないと思って良いでしょう。

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・室内には魔法瓶が用意
2人用個室には「隣の2人用個室」と共同の洗面所があり、使用中は「隣の2人用個室」から人が入らないように鍵を閉めて使用します(違う形式の車両もあるようです)。室内には魔法瓶が用意されていて、デッキで24時間沸かされている熱湯を注ぐことができます。

・通電しているチャンスを逃さないで
室内にはテーブルとベッドになる座席、上部ベッド、ベッドにならない座席が設置されています。何よりうれしいのは、しっかりコンセントが用意されている点。ただし、電力が非常に不安定で、電気が流れていなこともあります。どうしても電池を切らしたくない所持品がある場合は、通電しているチャンスを逃さず、しっかり充電しましょう。

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・寒さは耐えるしかない
また、通電が止まるとエアコンも止まるため、極寒の地を走る際は非常に寒く、そんな時間が1日ずっと続くこともあります。対処方法は、毛布にくるまるか、比較的温かい食堂車に行くことです。しかし日本人の常識を逸脱するほど寒いので、毛布にくるまったところで寒さはしのげません。耐えるしかないのです。

・邪魔だと思っても厚着しよう
北京からモスクワまで快適な旅が出来るかどうかは、エアコンが止まるか止まらないかにかかっています。大げさな表現ではなく、本当にそうなのです。寒い時期に行くときは、邪魔だと思っても厚着していくことを強く推奨します。

もっと詳しく読む: 北京から出発する2人用個室は洗面所つきです / モスクワまで快適な旅?(Photrip フォトリップ) https://photrip-guide.com/2017/05/02/siberian-railway-room/

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