この記事「ロケ地マスターズ」は、エンターテインメント作品のロケ地を実際に自分の足で巡り、現場の様子を伝えるコーナーである。インターネット上で情報を調べるだけでは得られない情報も併せてお伝えしていきたい。
・トズール近郊に惑星タトゥイーンの街
今回はハリウッド映画「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」に登場した舞台、砂漠の惑星タトゥイーンの街をご紹介したいと思う。撮影が行われたのは、アフリカ大陸の地中海沿いの国、チュニジア。首都チュニスでランドクルーザーをチャーターし、約6時間ほど移動したトズール近郊に惑星タトゥイーンの街がある。
・過酷な環境下でも倒壊せず
撮影チームは撮影後に建物やオブジェを壊さず、そのままにして立ち去った。単なるハリボテではなく、しっかりと頑丈に作ったハリボテのため、チュニジアの過酷な環境下でも倒壊することなく残っている。
また、ジメジメしていない乾燥した気候も、セットが劣化しないひとつの理由だと言われている(湿気に弱い木が使われているため)。
・そのまま本当の街として機能
なによりも驚きなのが、セットに人が住んでいる点だ。倉庫としての理由はもちろんのこと、住居、店、食堂など、そのまま本当の街として機能しているのである。とはいえ訪れるのは1人数人の観光客がメインで、さほど盛況しているわけではないようだ。
・ちょっとしたスターウォーズ感
また、いくつかの家では動物が飼われており、お金を払えば動物と触れ合うことも可能。「噛まないよね?」というハラハラした気持ちが生まれるのは確かだが、ちょっとしたドキドキからスターウォーズ感が楽しめるかもしれない。
もっと詳しく読む: スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナスの惑星タトゥイーンの街 / チュニジア・トズール近郊(Photrip フォトリップ) https://photrip-guide.com/2017/04/22/star-wars-phantom-menace-tatooine/