“物価が高くて旅行しにくい”。スイスにそんなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、それは半分誤り。あまりお金をかけずにディープにスイスを楽しむ方法は、たしかにあるのです! 今回はきっと一度は訪れるであろう、国際空港もある大都市チューリッヒ(Zurich)で過ごす、とっておきの朝時間をご紹介します。
・宿泊先でブランチをかねて食事
一日の始まりを迎えた朝は、エネルギーチャージはかかせません。★付きのホテルからユースホステルまで、スイスの宿泊代には朝食が含まれていることが大半。またその朝食はビュッフェスタイルが主流です。
スイスでもドイツ語圏にあるチューリッヒでは、黒パンや雑穀パンなどのハードパンをはじめ、ハムやサラミなどの加工肉、チーズやヨーグルトなどの乳製品、シリアル、フルーツポンチなどが定番の朝食メニュー。四つ星以上になると玉子料理やベーコンなどのホットミールが食べられるホテルが多くなります。
・ホテル以外で朝食を取るなら
また国際空港に近い立地もあり、早朝から交通機関周辺がにぎわうのもチューリッヒの朝の風景のひとつ。そのため鉄道やトラムなどの駅周辺にあるスーパーやデリカテッセンなどもそれにあわせて早くから開店しています。
晴天の日におすすめなのが、外でのんびり取る朝食。週に数回、街にある広場で開かれるマーケットで果物などを調達するのもいいですね。
・川沿いでのんびりパンをかじって
朝ごはんを用意したら、街の中央を流れるリマト川沿いへ向かいましょう。川沿いにはベンチも点在しているので、そこで食事を取るもよし。ちょっと足を延ばして、川の左岸(新市街)にあるリマトホフの丘へ向かうのもいいでしょう。右岸に広がる旧市街を一望できるこの丘は、最高に気持ちいいスポットです。日が昇るのとともに移り変わる美しい街並みに、食後もついぼおっと過ごしてしまうかも。
身も心も満たされた頃には、街なかのショップや美術館などもオープン。次回はチューリッヒでおすすめしたい、午後の過ごし方をご紹介します。
もっと詳しく読む: チープに巡るディープなスイス ~チューリッヒで迎える朝時間~(Photrip フォトリップ) https://photrip-guide.com/2016/11/20/cheapswisstrip-zurich-am/