200年以上前から食べられてきたスイスのケーキ! キャラメルがけのクルミぎっしり

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スイスはフランスやイタリア、ドイツなど、豊かな食文化に恵まれた国に囲まれており、おいしいものが充実しています。しかし、意外にも“スイスグルメ”は知られていないもの。今回はとっておきのベイクドケーキをご紹介します。

・エンガディン地方の伝統菓子
緑あふれるアルプスに囲まれたスイスの東部グラウビュンデン州・エンガディン地方。小さな村が点在するこの地域で長く愛されている銘菓「エンガディナー・ヌストルテ(Engadiner Nusstorte)」をご存じですか?

“nuss”はナッツ全般、“torte”はケーキを指し、直訳どおりの“エンガディン風ナッツケーキ”で、フィリングはクルミと蜂蜜で作るキャラメルだけ。率直にいってしまえばかなり素朴なのに、これがとても美味しいのです。

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・200年以上前から食べられてきたケーキ
エンガディナー・ヌストルテの醍醐味は、なんといってもクルミ。イタリアやフランスでしか採れないクルミを、数世紀前にエンガディン地方から出稼ぎに出ていた菓子職人が現地で見つけ、スイスに持ち込んだとか。そこで当時よく食べられたバターたっぷりのクッキーと合わせたことから、このケーキが生まれました。

ひと口食べるとキャラメルを絡めたクルミフィリングが、ねっちり濃厚な甘さ。小ぶりなサイズがちょうどいい…はずなのに、コーヒーがあれば「後すこし」が止まらなくなる、禁断のスイーツです。

スイス全域の一部スーパーやキオスクの焼き菓子コーナーで袋入りのものなら購入できますが、エンガディン地方にある村のお菓子屋さんやベーカリーに立ち寄れるなら、そこで焼きたてを買って味わうのがベストです。

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もっと詳しく読む: チョコだけじゃないスイスのスイーツ! キャラメルがけのクルミぎっしりケーキ(Photrip フォトリップ) https://photrip-guide.com/2016/09/11/engadinernusstorte/


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