タイ語に「サバーイ」(快適 / 気持ちいい)という言葉があるが、今回はまさにヤバイくらいサバーイな空の旅のお話。
海外旅行は「玄関を出たときから始まっている」という言葉があるが、多くの海外旅行者が「海外」を実感するのは「飛行機に乗ったとき」だと言われている。大空を飛ぶワクワク感、異国情緒あふれる機内食、そして何より最新映画が観られる映画の数々は魅力的なエンターテインメントだ。まさに「天空の劇場」といえよう。
・映画は重要なコンテンツ
しかし、飛行機に乗って、こんな体験をしたことはないだろうか。スクリーンが小さい、スクリーンの解像度が低い、そもそもスクリーンがない! ……などなど。4~5時間以上の長距離フライトにとって映画は重要なコンテンツであり、「海外旅行の醍醐味のひとつ」なのだから、機内の映画をとことん楽しめる飛行機に乗りたいものである。
・高解像度で高品質の液晶画面
もしタイに行くのであれば、タイ国際航空を強く推奨したい。タイを代表する航空会社なのだからタイ行きに向いている航空会社のは当然かもしれないが、なによりスクリーンが大画面で素晴らしい。さらに高解像度で高品質の液晶画面を採用しているため、飛行機のスクリーンにありがちなザラつきのある画質を感じさせない良さもある。
・エコノミー席はかなりスペースが広い
なにより、スクリーンがデカいのでエコノミー席でも広々と感じるのである。もともとタイ国際航空のエコノミー席はかなりスペースが広いほうなので、スクリーン効果によって、より広く感じるわけである。
・日本公開前の映画まで上映
また、映画のラインナップも申し分ない。実際に検証のためタイ国際航空のエコノミー席に座ってみたが、公開中の映画はもちろんのこと、日本公開前の映画まで上映されていた。本来なら1800円出して見る映画が何本も見ることが可能なのである。もちろん、その多くが日本語字幕や吹き替えだ。
・タイからのおもてなし
タイ国際航空は、「これから数時間かけて飛行機に乗る乗客が何を求めているのか?」を徹底的に追求しているように感じられる。広いエコノミー席で、広い画面の映画館。まさにヤバイくらいサバーイである。
今回乗ってみて、日本の「おもてなし」の心をタイの航空会社から感じることができた。日本の航空会社も負けていられないのではないだろうか。
もっと詳しく読む: タイ国際航空が優雅すぎてサバーイなくらいヤバイ件(Photrip フォトリップ) https://photrip-guide.com/2016/07/25/thai-air-movie/