タイはアジア最大のターミナル国といわれています。世界各国から飛行機の直行便が飛んでおり、「とりあえずタイからアジアに入る」という観光客が多いからです。タイはさまざまな国と隣接しているので、陸路で他国に出国することもできます。
・国境が閉鎖されることもある
今回は、実際に記者が出向き、出入国ができた各国との陸路国境をいくつか紹介したいと思います。情勢により、国境が閉鎖されることもあるのでご注意ください。
・タイ~ラオス
バンコク→ノンカーイ→ビエンチャン
バンコクから夜行列車でノンカーイまで行き、そこからバスやタクシーでラオス国境まで行き、徒歩で国境を渡る。国境を越えるとターナレーンの町があり、そこからバスや鉄道でビエンチャンまで移動。
[map_card][map addr=”ถนน มิตรภาพ Tambon Mi Chai, Amphoe Mueang Nong Khai, Chang Wat Nong Khai 43000 タイ”][/map_card]
・タイ~ラオス
バンコク→ウボンラチャターニー→チョンメック
バンコクから夜行列車でウボンラチャターニーまで行き、バスでラオス国境のチョンメックまで行き、徒歩で国境を渡る。チョンメックやラオス側の町には何もなく、究極の退屈が待っているので、このあたりのホテルに泊まるのは避けたほうがいい。
[map_card][map addr=”Chong Mek”][/map_card]
・タイ~ミャンマー
バンコク→メーサイ→タチレク
バンコクから高速バスでチェンライを経由し、ミャンマーとの国境の町メーサイに行き、徒歩で国境を渡る。メーサイは急速に発展しつつある町で、近代的なホテルがどんどん建っていますが、情緒ある町並みを体験したいならミャンマーの国境を渡るべき。そこで待っているのは、ゴールデントライアングルの断片が垣間見れる町。
[map_card][map addr=”Phahonyothin Rd, Tambon Mae Sai, Amphoe Mae Sai, Chang Wat Chiang Rai 57130 タイ”][/map_card]
・タイ~ミャンマー
バンコク→ラノーン→コートーン
バンコクから高速バスでラノーンまで行き、タクシーかバイクレンタルで港まで行く。その際、途中のイミグレーションフオィスで出国手続きが必要なので注意(港ではできない)。港からボートに乗ってミャンマー側に向かうと、川から顔を出している岩場に建てられたミャンマー側のイミグレーションオフィスで入国手続きをする。そしてようやくコートーンの町に到着。
[map_card][map addr=”Myo Ma Jetty, Kawthaung, Tanintharyi, Republic of the Union of Myanmar”][/map_card]
・タイ~カンボジア
バンコク→アランヤプラテート→ポイペト
バンコクから乗り合いタクシーか高速バスに乗ってアランヤプラテートまで行き、徒歩でカンボジアの国境を渡る。バンコクからアンコールワットまでのバスチケットもあるので、それを買っている人は1日かけてアンコールワットまで行くことができる。
[map_card][map addr=”Krong Paoy Paet”][/map_card]
・タイ~カンボジア
バンコク→トラート→ハットレック→シアヌークビル
バンコクから高速バスでトラートまで行き、ハットレックの町にある国境を渡る。そこから国境越えの高速バスか乗り合いタクシー、またはフェリーに乗ってカンボジア国境を渡り、シアヌークビルまで行ける。かなりの悪路なので、できれば陸路より海路をオススメしたいが、「ランドクルーザーをイカダに乗せて移動させる」などのエキサイティングな体験をしたい人は陸路が良い。
[map_card][map addr=”Sukhumvit Rd, Tambon Hat Lek, Amphoe Khlong Yai, Chang Wat Trat 23110 タイ”][/map_card]
・タイ~マレーシア
バンコク→バタワース(ペナン島)
バンコクから夜行列車で南下し、列車に乗ったまま国境を越え、ペナン島の対岸にあるバタワースに到着。バタワースからはフェリーでペナン島に渡ることが可能。ジャングルやそびえ立つ岩山などを潜り抜けていく夜行列車は、一生に一度は乗っておくべき素晴らしい経験となる。
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もっと詳しく読む: Photrip フォトリップ https://photrip-guide.com/2015/05/17/photrip/