ぼぶ寿司を知る人は増えつつあるが、住所、電話番号、正式な名称、すべてが非公開。予約できたとしても1年以上待ちは当たり前。そのような状況であることから、存在は知られつつも「実際に行ったことがない寿司屋」であり、もはや伝説、いや、神話と言っても過言ではない存在となっている。
・お店の詳細情報を掲載するのはご法度
食べログやグルメ評価サイトへのレビュー書き込みは厳禁。SNSやブログなど写真を掲載するのはOKではあるものの、重ねて言うが住所、電話番号、正式な名称、それらを含む詳細情報を掲載するのはご法度。今回は、そんな神話的寿司屋のぼぶ寿司に行ってきたので写真を掲載したいと思う。詳細を隠したうえでの掲載を許してくださった大将に心から感謝したい。
・驚かされるのは「丁寧な料理」
今回は、お寿司を含む料理と、お酒の飲み放題がついて18000円。お酒やソフトドリンクの持ち込みは可能で、持ち込み料はかからないので、今回は同行者が日本酒やシャンパンなどを持ち込んだ。
まずは大将が丁寧に仕込んで調理した料理の数々を堪能する。ひとつひとつが絶品なのは言うまでもないし、味について語るだけ野暮なので説明しないが、なにより驚かされるのは「丁寧な料理」であるという点。そしてバツグンに酒に合う。
・大将と女将に敬意を表したい
料理も寿司も旬の食材を生かしたもので、特に寿司は鮮度が極めて良いことがわかる。そして魚介の旨味がもっとも生きるサイズで出されているようにも感じた。マグロに関しては圧巻である。
なかなか予約がとれないし、とれても1年以上待たなくてはならないのが常だが、それでもまた来たくなる常連の気持ちがわかる。美味しい料理を編み出し続ける大将と女将に敬意を表したい。
もっと詳しく読む: ぼぶ寿司で極上の料理と寿司を食べてきた / 完全予約制で所在地非公開な伝説の寿司屋(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2020/03/04/bobu-sushi/
[map_card]ぼぶ寿司
住所: 非公開
時間: 非公開
休日: 非公開
<執筆>
クドウ: TVチャンピオン「焼肉王選手権」「デカ盛り王選手権」に出場し、どちらも準優勝に輝く。日清公認のどん兵衛士の称号を得ており、どん兵衛とラーメン二郎要素を融合させた「どん二郎」のネーミングやレシピを考案。空条海苔助の名義で「世にも微妙なグルメレストラン」「彦龍のノリヒコさん」などを出版するB級グルメ研究家で「月曜から夜ふかし」などにも出演。イタリアをめぐりピザを食べる旅をするほどピザマニアでもある。また、昭和的な「個人経営の焼肉屋」をめぐる旅をする焼肉マニアで、知られざる秘境でドローンカメラマンもしている秘境グルメマニアでもある。