大量の塩で鮮魚を包み、そのままじっくりと焼く。そうすることで、熱と圧迫される力によって自然に塩味が浸透していく。
焼きあがった鮮魚は、カチカチに固まった塩に包まれているのでそのまま食べることはできない。
ハンマーで塩を叩いて割ると、中から美味しそうに焼けた鮮魚が姿を現す。
あれだけたくさんの塩に包まれていながら、浸透している塩味はわずかなので優しい味に仕上がり、密封されたことで旨味を逃さず焼かれているのも特徴。
その身を食べれば、ほのかな塩味に頬が落ちるはずだ。鮮魚の塩釜焼きは、東京・神楽坂の『貝殻荘』で食べることができる。
この店では、ハンマーで砕いた後に鮮魚を食べやすく開いてくれるので嬉しい。
クリーミィーな牡蠣やカルパッチョなど新鮮な魚介類も楽しめる居酒屋なので、魚好きにはたまらない店でもある。
店の雰囲気は海岸沿いにある小屋のようであり、北欧のバイキングパブのようであり、いろいろと不思議な空間なのも楽しい。
店名: 貝殻荘
住所: 東京都新宿区神楽坂3-2 2F
営業: 17:00~22:30 日祝16:00~22:00
休日: 年末年始
記事: 東京メインディッシュ https://main-dish.com/