記者は先日、香港発着のクルーズ周遊2泊3日の旅を体験したが、それはあまりにも素晴らしく、プレミアムでゴージャスでありながら、鼻血が出るほどリーズナブルなものだった。
・クルーズの旅がいかに素晴らしいか!
日本人にはあまり馴染みのないクルーズの旅だが、旅行好きならその魅力を知らずにいるのは非常にもったいない。クルーズの旅がいかに素晴らしいものなのかをお伝えしよう。
・豪華客船なんて高いんじゃないの? → 豪華だけど高くはないよ!
記者が体験したドリームクルーズのプレミアム船「ゲンティン ドリーム」の料金は、香港発着で周遊を楽しめる2泊3日のコースで最安値が31,850円だった。もちろんフカフカベッドの個室に宿泊でき、船内にある無料レストランでは追加料金なしで食事を楽しむことができる上に、さまざまなショーの観覧や、プールなどのエンターテイメント施設も無料で利用できる。
食事代も込みで1泊16,000円程度で宿泊できると思えば、それだけでも元を取れたと考えてもいいのでは。もちろん「ゲンティン ドリーム」のみならず、他のクルーズ船でも同じくらいの価格帯から楽しめると考えて良い。
・周遊するだけじゃ楽しくないだろw → いろいろな目的地に寄れるコースもあるよ!
クルーズ周遊の旅で船内の施設を満喫するのも良いが、いろいろな港に寄港できるコースもあり、それこそがクルーズの醍醐味だと言えるだろう。例えば2017年11月からドリームクルーズの「ワールド ドリーム」なるプレミアム船が香港から発着し始めるが、5泊6日でマニラやボラカイ島、またはホーチミンやニャチャンにも寄港するコースがある。
例えばマニラやボラカイ島に寄港するコースでは、3日目の朝にマニラに到着し、夕方に出発。翌日朝にはボラカイ島に到着し、同じく夕方まで滞在できる。しかも余計な荷物は船内に置いておくことができるため、手ぶらでビーチに遊びに行くなんて言うことも可能だ。
同じコースを飛行機で移動するとなれば、移動時間こそ一瞬かもしれないが、どうしても待ち時間や飛行機内で何もできない時間が発生してしまう。しかしクルーズなら移動速度こそ遅いものの、移動中の時間は船内で自由気ままにリラックスできるのだ。
移動時間を遊びの時間に変えることができる。それこそがクルーズの醍醐味なのである。ちなみにこのコースは最安値が79,700円となっている。
・無料レストランってショボそう → そんなことないし、有料レストランも最高だよ!
クルーズの代金には無料レストランでの食事代も含まれているが、この無料レストランのクオリティはかなりのもの。多種多様な料理を楽しむことができるため、飽きることはまずないだろう。
これらの写真は旅行中すべて無料で食べることができた料理だ。
ただし、船内には他にも有料のレストランがいくつかあり、いずれも船の中であることが信じられないほどハイレベルな料理を提供してくれる。
・でも退屈しそう! もっと刺激が欲しい! → 船内にはカジノもあるよ!
すべてのクルーズ船に施設があるわけではないが、記者が乗船した「ゲンティン ドリーム」にはカジノがあり、もちろん現金を賭けた白熱のギャンブルを楽しむことができる。その人気は凄まじく、カジノでの一攫千金を夢見て乗船してくる人もいるほど(笑)。カジノで勝ったら有料レストランで豪華なディナーを満喫しても良いのでは。
「あまり本格的なギャンブルはちょっと……」と言う人には、本物の硬貨を使ったメダルゲームや、紙幣を賞品にしたクレーンゲームなども用意されていたのでオススメだ。
もちろんカジノ以外にも、先述の通りショーやライブを楽しめるシアターや、プール、ウォータースライダーなどのエンターテイメント施設が数多く用意され、ジムやアスレチックなどで汗を流すこともできる。逆に退屈するほうが難しいという話だ(笑)。
・船酔いが心配。酔ったら全然楽しめない! → まず酔いません
これは記者も乗船してみて驚いたが、まず船の揺れに気づくことがないレベルであった。座って静かにしていると動いていることがなんとなくわかる程度であり、酔ってしまう人は本当に少ないそうだ。もし心配な人は酔い止めの薬も提供してくれる。
・クルーズの旅でしか味わえないことは? → 海に囲まれての日の出&日没が絶景
世界中にはたくさんの絶景スポットがあるが、クルーズ船の上にも絶景スポットがある。それは360度海に囲まれた状態での日の出や日没だ。水平線が少しずつ明るくなっていく光景は心が洗われるよう。これだけでもクルーズの旅を体験する価値がある。香港発着の場合は、タイミングによっては船上から香港の夜景を楽しむことも可能だ。
・でもわざわざ香港まで行くのは面倒くさい → 日本発着のクルーズもたくさんあるよ!
あまり知られていないが、日本の港からも数多くのクルーズ船が発着している。記者が乗船した「ゲンティン ドリーム」はアジア最大級のプレミアム船であり、設備も最高レベルなのだが、他の船でも十分にクルーズの魅力を知ることはできるはず。
いきなり香港まで行くのはハードルが高いという方は、まずは日本発着のクルーズの旅から体験してみてはいかがだろうか。
移動の時間までをも遊びの時間に変えたり、狭い座席ではなく柔らかいベッドの上で寝ながら長距離移動ができるクルーズの旅。旅行が好きな人にこそぜひ一度は体験してほしい。
もっと詳しく読む: 【香港旅】クルーズ船が最高すぎる7つの理由 / ゴージャスな船内で遊んでたら目的地に到着(笑)!(Photrip フォトリップ) https://photrip-guide.com/2017/11/08/cruises-saikou/