【レシピ付き】貴重なタンパク源として注目されるアジアの昆虫フライ「コオロギはおいしい!」

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タイを訪れて、調理された昆虫が並んだ屋台を目にしたことがある人は少なくないはず。タイ東北部イサーン地方では特に盛んな昆虫食ですが、イサーンとルーツが同じであるラオスでも昆虫は好まれている食材です。

・コオロギや蚕のサナギは美味しい
日本ではどうしてもゲテモノとして扱われてしまう昆虫、実際に食べてみると実はおいしいものがほとんどなんです。中でも特にポピュラーなコオロギや蚕のサナギはクセもなくお酒のつまみにピッタリ。タイではドライスナックとして販売されコンビニでも手軽に買うことができます。東南アジアに旅行をご予定の方は、ぜひ一度試してみてください。

・食べたいけれど機会がない。そんなあなたも自宅で簡単に再現できる
どれだけ味をアピールしても、食べ物と認識してこなかった昆虫を口に運ぶのはハードルが高いかもしれません。そこで、昆虫を食材として認識するためにレシピを紹介してみたいと思います。食材は日本人に馴染みが深い昆虫、コオロギです。

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具材は、にんにく、乾燥とうがらし、生とうがらし、レモングラス、こぶみかんの葉、しょうが、ナンキョウ、ペコロス。

※生のコオロギが手に入らなかったため今回はすでに揚げてあるコオロギを再調理しています。

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材料を適当な大きさに切り、レモングラスは石臼で潰します。

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フライパンに油を2cmほどひき、低温でこぶみかんの葉、乾燥とうがらしを揚げて油に香りを移します。

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油に香りが移ったらこぶみかんの葉と乾燥とうがらしを引き上げ、石臼で潰したレモングラスを油に入れて中火で揚げます。

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レモングラスが濃い茶色になったら、油から引き上げます。

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野菜に色が付いたら、コオロギを追加しさらに炒めます。コオロギにこんがり色が付いたら引き上げましょう。塩を降ったらできあがり。

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・外側のカリッとした歯ごたえ
付け合せのレモングラスは殺菌作用があり、咳や喘息にも効果があると言われています。羽や足、触覚が気になるという人も多いのですが、外側のカリッとした歯ごたえがいいアクセントになっていて中のしっとりした食感とのコンビネーションががなんともいえません。

・誰に食べさせてもいいリアクション
さらに香草の風味が加わることで、川エビの素揚げがリッチになったような豊かな味わいを楽しむことができます。揚げては特に絶品で、誰に食べさせてもいいリアクションが帰ってきます。

・来るべき未来を見据えて
人口増加によって将来食料困難を迎えたときのタンパク源として注目度が高まっている昆虫食。来るべき未来を見据えて――なんて堅苦しいことを考えずに、一度調理に挑戦してみてはいかがでしょうか。冗談抜きでおいしいですよ。

※ここから先の画像はラオスの伝統的な料理画像ではありますが、虫が苦手な方は閲覧にご注意ください

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もっと詳しく読む: 貴重なタンパク源として注目されるアジアの昆虫フライ(Photrip フォトリップ) https://photrip-guide.com/2017/08/21/laos-korogi/


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