ハヤシカリー 1100円
曾祖父、祖父、父、そして自分、それほど代々食べられ続けているカレー屋が「ムルギー」(東京都渋谷区道玄坂2-19-2)以外に存在するだろうか。大衆食堂としては「スワチカ」(京都品川区西五反田1-27-6)が60年以上の歴史を刻んでいるが、カレーの分野ではムルギーの歴史に敵うカレー屋はあるまい。
・ムルギーの味を守り続けている
初代店主のお爺さんが亡くなってから、そのソウルを受け継いだ家族が経営を続け、その味を守り続けている。お爺さんの時代から食べ続けている者からすれば、若干、テイストがソフトになったかなという印象受けるが、ここの愛児は唯一無二であり、これはこれで大満足の味。
・ハヤシカリーの存在
程よい苦味がジワジワと辛味とコクに繋がっていく、独特のテイストがウリの玉子入りムルギーカレーが名物だが、ハヤシカリーの存在も忘れてはならない。カレーよりもソフトな仕上がりになっており、さわやかな「微細な酸味」が特徴。後味が爽やかなので、暑い夏にオススメしたい味。
・歴史が刻まれた味がある
どうしてもムルギーにくるとカレーばかり注文してしまう人は多いと思う。個々の無名物はカレーであり、ヤミツキになるテイストをしているので、カレーを注文するのは当然だ。だがしかし、ふとした気まぐれでかまわないのでハヤシカリーを注文してほしい。きっとそこには、カレーと同じように歴史が刻まれた味があるはずだ。
もっと詳しく読む: 伝説のカレー屋「ムルギー」で食べる極上ハヤシライスに感動する / 過ぎ去りし時を求めて(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2017/08/10/murugi-curry-hayashi/
[map_card]ムルギー
住所: 東京都渋谷区道玄坂2-19-2
時間: 11:30~15:00
休日: 金祝
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13001732/
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