シウマイ弁当 830円
とあるミシュラン掲載店のシェフはこう語る。「崎陽軒のシウマイ弁当を買わずに新幹線に乗れない」と。もはや新幹線の旅に欠かせない駅弁として君臨しているシウマイ弁当だが、新幹線に乗る際、禁断症状のようにシウマイ弁当を買いたくなる人が多くいるという。
・冷たくて粘り気の強い硬めのご飯
マニアによると、その魅力はとてもディープだ。崎陽軒のシウマイとご飯は冷たいからこら美味しいのだという。冷たくてやや硬めに仕上がったシウマイを一粒そのまま食べ、素の味を堪能。次に醤油をかけ、洋辛子をのせ、ガツガツと頬張っていく。ときおり、冷たくて粘り気の強い硬めのご飯をつまみ、シウマイと醤油と洋辛子に、甘味と旨味を付加する。
・筍煮が食べたくてシウマイ弁当を買っている
忘れてはならないのが、筍煮の存在だ。シウマイと並んで人気のおかずであり、「この筍煮が食べたくてシウマイ弁当を買っている」という乗客もいるほど。ブロック状に切られた筍煮は、強い甘味と醤油の香ばしさがたまらない。これもまた、シウマイやご飯に良い作用を与える立役者。
・冷たいからこそ美味しいシウマイ弁当
作り立て、出来立て、アツアツ、日本人はそういう点を重視する流れがあるが、冷たいからこそ美味しいシウマイ弁当は、まさに駅弁の王座に輝く素晴らしい存在といえるだろう。
もっと詳しく読む: 新幹線に乗るのに崎陽軒のシウマイ弁当を食べないなんて信じられない / 至福の駅弁(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2017/05/31/kiyoken-shiben/
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