ハムカツ 450円 (価格は変更となる場合があります)
ハムカツの美味しさは「厚み」や「高級食材」ではない。サックサクの衣に、プルッと弾けるハムの弾力こそが、ハムカツの美味しさのすべてを決定づける。
サクサクとプルッのあとに、ソースと揚げ油とハム旨味が味覚神経を支配するのだ。
・均一に整えられた衣
そんな極上のハムカツを体験したいならば、東京都台東区の居酒屋「丸千葉」に行くしかない。
薄切りのハムを均一に整えられた衣が包み込んでおり、衣の層、空間の層、ハムの層の三重層によって構成されている。中心部に若干の空洞があることで、衣に余計な水分が浸透せず、サクサクに仕上がる。
・揚げ方ひとつでここまで美味しくなる
そのおかげで衣は極限までクリスピー。ハムは大切な旨味エキスを蒸発させることなく、無事に我々の味覚を魅了することができるのだ。
どこにでもありそうなハムカツだが、なかなかのこだわりが感じられる。たとえこれが業務用のハムカツだったとしても、揚げ方ひとつでここまで美味しくなるのだから、まさに職人技。
・牡蠣鍋も人気料理のひとつ
ギトギトにならず、あくまで軽めの「サクッ」を感じさせる仕上げ方は、1~2年では会得できない技術である。
ちなみに、「丸千葉」は牡蠣鍋も人気料理のひとつ。ハムカツでB級グルメを堪能しつつ、牡蠣でA級グルメを堪能する。これ以上ないグルメな時間である。
もっと詳しく読む: 東京メインディッシュ https://main-dish.com/2016/03/02/maruchiba-hamu/
[map_card]丸千葉
住所: 東京都台東区日本堤1-1-3
時間: 14:00~21:00
休日: 水曜日と年末年始
(記事再更新日: 2022/12/10)