【孤独のグルメ】台東区鶯谷の鳥鍋めし/ 鳥椿

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鶏肉をすき焼き風に仕上げ、ご飯に盛りつけた「豪快なる飯」。それが、台東区鶯谷の『鳥椿』で食べられる鳥鍋めしだ。牛鍋ならぬ鶏鍋。ここに生卵を割り入れ、ガツガツと一気に頬張る。

・鳥鍋めし450円
鶏肉特有の甘味と旨味があり、限りなく薄味の醤油ベースで、その割り下が美味しさの基礎となっている。ご飯を食べているのに、一緒にビールやハイボールが飲みたくなる味だ。豆腐の味もご飯と解け合っていい。しょっぱくない、甘すぎない、心地いい美味さだ。

生卵を50円で追加することもできるので、ぜひそうしてほしい。マイルドな割り下の風味に拍車がかかる。まさにすき焼きのような食べ方となるが、こんなにも美味いとなると、牛肉の立場がなくなるのではないだろうか?

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・油淋肝 300円
鶏のレバーを空揚げにした油淋肝(ゆうりんかん)も絶品。ネギの鋭い香味感が、レバーのマッタリ感と、揚げ物としてのサクサク感と合わさり、まさに「感」「感」「感」の三感王。これはビールよりも日本酒が合うのではないだろうか。

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・名物ハムカツ 300円
この店で忘れてはならないのが、名物にもなっているハムカツだ。その厚み、なんと2~2.5センチもある。

均一な平坦となっている衣が「サクリ」と音を立てて崩れれば、あとはジュワジュワと旨味が染み出る肉厚ハムの世界。

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ソースをかけてもいいが、添えてあるマヨネーズとカラシだけでもじゅうぶんいける。もしご飯があれば、ソースをかけてご飯と一緒に食べると絶品。

・チューリップ 90円
酒のつまみに食べておきたいのがチューリップ。一昔前なら、スーパーマーケットでもよく見かけた、骨の先端にだけ肉がついている鶏肉の空揚げである。1本90円から注文でき、最大で99本まで注文できるようだが、とりあえず1人2~3本あればじゅうぶん。

その中身、まさに肉汁の宝庫。あまりにもジューシーすぎて、肉汁がジュルジュルと滴るのでご注意を。

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店名: 鳥椿
住所: 東京都台東区根岸1-1-15
時間: 10:00~23:00
休日: 不定休

記事: 東京メインディッシュ https://main-dish.com
Via: 鳥椿 鶯谷朝顔通り店

(記事更新日: 2022/12/03)


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