タイには無数の川があり、川沿いのレストランもたくさんあります。
美しい風景を見ながら食事をしたいならば、バンコクのチャオプラヤー川沿いのレストランがベストでしょう。
美味しい川と夜景を眺めつつ食事をしていると、真っ暗の川からランプがユラユラと近づいてきます。漁船!? 幽霊!? いろんな想像をめぐらせてしまいますが、実はスルメを売るオバチャンなんです。
川沿いのレストランには、川を眺められるテラス席が沢山あります。そこに小船を横付けして、スルメを売るのです。
つまり、他人のレストランで自分の料理を売るわけです(笑)。
スルメを焼いてローラーで引き伸ばしたオツマミを15~20バーツで売ってくれます。
注文するとその場で焼いて、虫をとる網にスルメを入れて渡してくれます。お金も、その網に入れます。
川とテラス席には段差があるので、網じゃないとやりとりできないんですね。しかもこの味、馬鹿にできない美味しさ。レストランにとっては嬉しくないオバチャンですが、だいたいのレストランは見て見ぬふりをしているようです。
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