台湾を代表する料理のひとつに、魯肉飯(ルーローファン)がある。
現地ではローバープンと呼ばれて愛されており、台湾に行って魯肉飯を食べないのは「台湾に行ってないのと同じ!!」という人がいるほど。
そもそも魯肉飯って何? 豚肉を醤油ベースの汁で煮込んだものを細切れにし、ご飯にのせて食べる料理だ。
調味料として酒や砂糖なども入っているため、やや甘みを感じるが、それがコクとなって優しい味となる。
魯肉飯が食べられる店は台湾に無数にあるが、それぞれ店によって味が違うのも楽しい。
魯肉飯の食べ比べをするために台湾旅行をする人もいるほどである。そんな魯肉飯を、台北の松山空港のラウンジで食べられるのをご存知だろうか?
松山空港には有料ラウンジがあり、お金を払うか、無料で入ることができるステータス付きクレジットカードを持っていれば入ることができる。
ちなみに、プライオリティカードは対応していないのでご注意を。
ラウンジではコーラやビールだけでなく、あらゆる台湾料理が食べ放題。魯肉をたっぷりとご飯にかけて、台湾ビールを飲みながら搭乗時間を待つ。
なんともいえない幸せな時間だ。
ここの魯肉飯は、やや醤油の味が強く、キリッとした味わいが特徴。しかし濃すぎるというわけではなく、後味が優しいので飽きることがない。
まさに、ビールにピッタリな料理である。
このラウンジの常連となっている日本人に話を聞いたところ「ご飯に肉をかけ、その上にごはんと肉を重ねがけして食べると絶品です!」と話していた。お店では祖そんな注文できないが、ラウンジならセルフサービスなので可能だ。
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