冒頭の画像は北朝鮮の名物として知られている平壌冷麺です。麺の原材料としてどんぐりを使い、極細なのに極めて強い弾力と香ばしさ、そして旨味を含んだ仕上がりとなっています。出汁は魚介だった李、鳥(鶏や雉)だったりします。
北朝鮮と韓国で大きく違う部分
冷麺と言えば韓国の名物でもあります。でも、冷麺に関する習慣で、北朝鮮と韓国で大きく違う部分があります。北朝鮮では冷麺の麺をハサミで切りません。縁を切る、運を絶つ、などの縁起が悪いイメージがあるからです。それに対し、韓国の冷麺は普通にハサミで切ります。
韓国は普通にハサミで切って食べます
以下の写真は2022年9月10日に取材した韓国の冷麺の写真です。普通にハサミで切って食べます。極細の麺で弾力はありますが、弾力の強さは北朝鮮のほうが大きく上です。北朝鮮と韓国、味や麺の性質に関しても大きく違うと言えるでしょう。
韓国に冷麺の食べ比べに行くのもアリ
韓国において、冷麺は日本のラーメンと同じように店によって大きく味が違います。出汁も違えば、濃さも違い、麺も違えば、具も違う。韓国に冷麺の食べ比べに行くのもアリだと思いますよ。
韓国食材が豊富に売られている日本
ちなみに、日本の池袋や横浜中華街に行くと、韓国食材が豊富に売られているので、そこで冷麺の食材を購入すれば、ある程度は本場の味に近い冷麺を作ることができますよ。自宅で本場の味を追求し、冷麺づくりにチャレンジしてみるのも楽しいかもしれませんね。
もっと詳しく読む: 北朝鮮では「切らない」けど韓国では「切る」グルメ! それは冷麺(Photrip フォトリップ) https://photrip-guide.com/2022/09/13/reimen/