【秘密グルメ】沖縄の住宅街の肉屋で食べられる「骨汁」が実にウマイのだよ！お肉の店仲村

那覇市から頑張れば歩いて行けなくもない距離の浦添市。その住宅地にひっそりとあるのが精肉店「お肉の店仲村」(沖縄県浦添市仲西1-19-5)さん。店名のとおり、ここはお肉屋さんなのですが、実はお肉を売りつつ、店舗の一部を食堂化してて、沖縄そばを食べることができます。

・豚さん「沖縄そばも食べられます」

那覇市の中心部からバスで行くと10分くらいで、「仲西」のバス停で降りればすぐの場所にお店があります。看板には「お肉の店仲村」とありますが、豚が「沖縄そばも食べられます」と言ってる絵も描かれていました。この豚さんが入ってるのかな……。

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店内に入るとお肉売り場があります。お肉屋さんなので当然ですね(笑)。沖縄県産の豚肉、鶏肉、牛タン、レバー、いろいろあります。ウチナガニー、グーヤーマジ、ヒサガー、豚足、いろいろあります。冷蔵、冷凍、いろいろあります。ヤギ肉も買えますよ。

生姜、ニンニク、じゃがいも、ピーマン、野菜もたくさん売られていたので、ちょっとした煮物や焼物ぐらいならこの店で食材をそろえられそう。ブルーシールアイスクリームも買えますよ。なんでもある!?

お肉屋さんの店内に作られた飲食スペースに座わってメニューを見てみると、そこにはさまざまな種類の沖縄そばが並んでいました。ソーキそば、三枚肉そば、てびちそば、お肉屋そば(気になる！)、カレーそばもありました。ご飯ものとしてソーキ丼や三枚肉丼などもありましたよ。

でも今回の目的は骨汁。ガッツリと大ボリュームなのに、たったの600円。沖縄そばだって770円なのに!? どうしてこんなに安いのか！骨ばっかりで食べるところがないとか？理解できるかなこの法則!! このお肉屋さんだけ宇宙の法則が乱れてる。

実はこの骨汁、毎日数量限定で販売している奉仕メニュー的なもので、お腹いっぱいになって欲しいというお店の良心から生まれたもの。……らしい！ということで骨汁を注文。

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注文から数分でやってきた骨汁は、骨付き豚肉が山のように丼に盛られていました。定食なのでライスと豚肉たっぷりの油味噌が添えられています。骨汁にはレタス、人参、豆腐など、野菜もたっぷり。汁も丼からこぼれるほど注がれています。

箸で骨をつかむと、ズッシリと重量感！非常に食べにくい。ティッシュをテーブルに置いて、手を拭きつつ手づかみで食べるのがベター。常連さんのほとんどがそうしています。レタスとか人参とかは箸で食べ、骨は手づかみ。それを交互に繰り返しながら食べ進めます。

骨のウマさですが、これ、心からジーンとくるほどウマイ。いっさいの臭みはなく、あるのは豚肉から溢れるジューシーな旨味。豚肉は簡単に崩れ落ちるほど柔らかくて、ときおり感じる軟骨っぽい食感もたまらなく良き。味付けが調味料に頼りすぎてないのも感じました。

この骨汁の骨付き豚肉ですが、沖縄そばの出汁をとるために使われたもので、じっくり時間をかけて煮込まれたことや、出汁とともにもう一度煮込むなどの仕込みをしているそうなので、本来の美味しさからさらに旨味が増しているのではないかと思われます。

このお店はブタを厳選して一頭買いしているそうなので、そもそも豚肉の質自体が良いもの。あぁ～、いいもん食ってるなァ～。と心から幸せを感じられます。たった600円の幸せ、最高です。

ちなみに、骨付き豚肉を食べつつ、油味噌をのせたライスをガツガツ食べると絶品。骨付き肉は豚肉だし、かつおだしの骨汁スープにも豚肉エキスが染み出ているし、油味噌も豚肉、すべてが豚肉テイストなので、相性が良いのは当然といえるでしょう。

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このお肉屋さん、骨汁も人気ですが、1日5食限定なので、もし骨汁が売り切れていたら、ガッカリせず沖縄そばを食べてみてください。どちらかというと沖縄そばのほうが主役です(笑)。

骨汁も沖縄そばもボリュームがあります。沖縄はグルメの街なので「1食で満腹になるのはもったいない!!」という人もいるでしょう。1日6食とか8食とか食べ歩きしたい人は、沖縄そばの少なめもオーダーできるので、店員さんに聞いてみてください。

ちなみに、個人的感想をひとつ。今までたくさんの骨汁を食べてきましたが、現時点で沖縄ナンバーワンの美味しい骨汁です。「骨汁は苦手」という人ほど行ってほしいです。お肉屋さんのプライドとスキルが、この骨汁を生んだのかもしれませんね。

店名: お肉の店仲村
住所: 沖縄県浦添市仲西1-19-5
時間: 11:30～15:00 (要確認)
休日: 日曜日 (要確認)
備考: 営業時間や定休日の変更や臨時休業など事前にご確認ください

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