唐揚げは、カレー、寿司、焼肉と並んで日本人の「ご馳走」として君臨している料理です。弁当屋、コンビニ、ファミリーレストラン、そして唐揚げ専門店、あらゆるところで買えるだけでなく、自宅でも比較的作りやすい揚げ物なので、頻繁に食べている人もいるのではないでしょうか。
・唐揚げの概念が大きく変わる体験
誰しも「うまい唐揚げならあの店だよね」というお気に入り店があるかと思いますが、もし唐揚げの究極系を体験したいのであれば「とよ田」(東京都目黒区緑ヶ丘2-17-12)を強く推奨します。おそらく、皆さんが知っている唐揚げの概念が大きく変わる体験ができます。
・初めて行くのであればコース
とよ田は単品オーダーも可能ですが、もし初めて行くのであれば「コースで」とお願いすることで、一通り、から揚げが順番に出されていきます。タマネギのお通し、砂肝、ムネ肉付き手羽、モモ肉、汁物の順番で出てくるのですが、最初のオーダーから砂肝が出てくるまで若干時間がかかるので、キュウリの漬物も追加オーダーして待つのがベスト。
・いっさい油っぽさが感じられない
この店のメイン料理は、砂肝、ムネ肉付き手羽、モモ肉の唐揚げです。特に一番最初に出される砂肝の唐揚げは、そのアッサリ感、強い旨味、いつまでも尾を引く薫り、そして食感、すべてが極上。油で揚げているはずなのに、いっさい油っぽさが感じられません。言い過ぎではなく、本当に油っぽさ0だと感じました。使用している油だけでなく、揚げる技術の賜物でしょう。
・いくらでも延々と食べ続けられる魅力
そしてムネ肉付き手羽、モモ肉ですが、一部の骨は食べられます。鶏肉の骨は食べられないというのが常識ですが、この店の唐揚げは骨まで食べられるのです。しかもコリコリ、サクサク、パリッパリで風味絶佳。
もちろん肉の部分も素晴らしい仕上がりで、揚げ油のオイリーな感じや臭みは皆無。いくらでも延々と食べ続けられる魅力がそこにあります。
・新たな体験が味覚に訪れる
常連によると、モモ肉は最初に出されたタマネギのお通しの汁に浸して食べるとウマイとのこと。確かに、お酢の爽やかさがモモ肉に染み込んで新たな体験が味覚に訪れました。シメの汁物がほんのり塩味で癒やしてくれます。
お土産(テイクアウト)も可能なので、もし食べて「家でも食べたい」「この美味しさを誰かに伝えたい」と思ったら、食べてる最中でもお願いしてみるといいでしょう。
コースを頼み、ドリンクも数杯飲んで、サイドメニューも追加して、だいたい4000円前後だと思います。2021年月現在、17:00~17:30ごろの入店であれば予約が可能です。1~2人だと予約が取りやすいのではないでしょうか。この唐揚げの新たな次元、体験する価値はありますよ。
もっと詳しく読む: 【究極グルメ】極めて別次元の激ウマ「唐揚げ」が食べられる究極の店 / とよ田(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2021/02/17/tokyo-jiyugaoka-karaage-toyoda/
とよ田
住所: 東京都目黒区緑ヶ丘2-17-12
時間: 17:30~22:30 土17:00~22:30 (通常時の営業時間 / 要確認)
休日: 日祝 (要確認)
備考: 2021年2月現在は17:00~20:00が営業時間です