独自のスパイス調合で生まれるスパイスカレーも、ナンやチャパティで食べるインドカレーも、そして野菜とお肉たっぷりのスープカレーも美味しい。しかし忘れてはならないのが、昭和から続く食堂のカレー。
・ついつい注文してしまう魅力的なメニュー
家庭で食べるカレーに近いものの食堂ならではの特徴があり、ついつい注文してしまう魅力的なメニュー。今回は、実際に食べて「激しくウマイ!」と感じた食堂のカレーをランキング形式でお伝えしたいと思う。カツカレーも含めてご紹介する。
・激しくウマイと感じた東京の食堂カレーランキングトップ5
1位 いっぺこっぺの特上ロースカツカレー
食べ方は人それぞれだが、この店のカツカレーを食べる際は、カレーをとんかつにかけて食べるより、カレーととんかつを交互に食べたほうが、よりウマさを生かして食べられる。とんかつにカレーをかけてしまうと、せっかくの良質な豚肉の旨味が弱まるように感じた。しかし交互に食べることで、とんかつの旨味が増したのだ。
2位 とん金のカツカレー
トンカツが美味しいならカツカレーも美味しいのは必然。甘めに作られたカレーはとんかつの美味しさをいっさい邪魔することなく、旨味だけを強めてくれる。なにより、この甘いカレーがとんかつの衣のサクサク感に絶妙にマッチ。味と食感のダブルで美味しさを楽しませてくれる。
3位 スワチカのカツカレー
ここのカレーは気取ったテイストではなく、あくまで大衆食堂のカレー。古き良き戦前からの味を堪能できる、極めて希少なカレーである。特にカツカレーには定評があり、サクサクな衣と肉汁溢れるカツが、若干甘口のカレーにマッチ。歴史と、ホッとする安心感と、そして満足感を与えてくれる。
4位 菊屋の辛いカレーライス
おそらくベースとなるカレーは業務用のものか、または家庭用のもの。しかし店主は「普通のそれ」を徹底的に研究し、研ぎ澄まされたカレーライスに仕上げた。一口食べると、滑らかな食感がやってくる。いたって普通だ。しかし次の瞬間、ジワッ、ジワッ、ジワジワッと、どんどん大きくなっていく飛行機の飛行音のごとく、スパイスの炎が猛威を振るうのだ。
5位 マーブルのハンバーグビーフカレー
おばちゃんが数人で切り盛りしている店で、しっかり美味しい日本のカレーライスを楽しむことができる。だがしかし、それだけがこの店の人気ポイントではない。基礎部分は和風カレーながら、インドカレー、ビーフカレー、ポークカレーなど、あらゆるカレーテイストを堪能できる。
もっと詳しく読む: 実際に食べて「激しくウマイ!」と感じた食堂カレーランキングトップ5発表(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2020/02/09/curry-rice-ranking-cafeteria-tokyo/