「ゲーム好きの聖地!」と言ってるのはあくまで筆者の感想でしかないし、お店が公言しているわけではないのですが、「ファイナルファンタジー」や「ロマンシングサガ」を睡眠不足になるほど遊びまくった世代には心に響くカレー屋さんを発見しました。
スタンディングスタイルで絶品スパイスカレーを食べることができる「東新宿 サンラサー」(東京都新宿区新宿6-27-17 カノープス新宿3F)です。
・いろんな意味で聖地
周囲のグルメな人たちが「うますぎる」「ゲームファンなら歓喜する」との実食レポートをインターネット上に掲載しており、これは実際に食べなくてはと出向いたのですが、そこは「味」と「思い出」の感動に包まれる、いろんな意味での聖地でした。
・階段に行列ができる人気っぷり
サンラサーは新宿駅、新宿三丁目駅、東新宿駅から徒歩圏内にあります。日清食品東京本社ビルの裏側にあるビルの3階にあるのですが、オープン時間の午前11時には階段に行列ができており、その人気がうかがえます。
・SNSで事前にチェック可能
その日によって行列の長さは変わるようですが、一度に6人まで入れるので、一巡目に入りたい場合はオープン前に行くと良いかもしれません。お店はTwitterやインスタグラムで情報発信しているので、事前にチェックするといいかも。
やっと!やっと額に入れましたん!やー、世界堂遠かった(忙しすぎて行く暇が無くて(笑))
しかし…可愛すぎるだろ… pic.twitter.com/9QkNUa54BK
— 東新宿サンラサー (@MarikoLila) 2020年1月9日
・10食分まで事前予約が可能
カレーやトッピングの内容は日々変化するようですが、1種類のカレーが楽しめる「1種」(1000円)、カレー2種類が楽しめる「あいがけ」(1300円)、あいがけとアチャール4種と炙りチーズが盛られた「わんぱく」(1900円)があります。ちなみに1日30食限定で、10食分まで事前予約が可能とのこと。
・まさに優しさ高速ナブラ
今回は豪快にお店のカレーを楽しみたかったので、わんぱくにしましたが、その選択は間違ってなかった。わんぱくはキーマにたっぷりと炙りチーズが盛られていて、「優しいスパイス」に「優しい芳醇さ」と「優しいコク」が付加されていて、まさに優しさ高速ナブラ! 食べた瞬間から味覚が魅了されます。一口目からおいしい!
・絶妙なシェフによるコンフィグ
わんぱくに「タコと大根のサーンバール」も含まれていたのですが、これがもう、たまらなく魅惑的なテイスト。トムヤムクンのようなタイ的なテイストを感じさせつつも、完全にタイスタイルというわけではなく、根底に南インドの流れを組み合わせた、まさにサンラサーだけの深い味であり、絶妙なシェフによるコンフィグはセンスの賜物。
・味と食感のラスタスクロール
ひとつひとつの食材が、それぞれ違うスパイス配合によって仕上げられていて、さらに食感も違うので、混ぜて食べることによってどんどん新しい美味しさが構成されていくのが感動的。味と食感のグラデーションがラスタスクロールのごとく波となって味覚を楽しませてくれます。
・セルフバーニングせざるを得ない
お店には、ゲームファンならば、特にスクエニ好きならばセルフバーニングせざるを得ないものがいくつか置かれています。実際にお店で感動してほしいので詳しくは語らずにおきますが、写真だけは載せておきますね。店内の音楽にも耳を傾けてみてください。ちなみにスイーツも絶品らしいので、次回はそちらもいただきたいと思います。
もっと詳しく読む: 現在もっとも注目されている立ち食い絶品カレーの名店「サンラサー」はゲーム好きの聖地でもあった!(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2020/01/24/sanrasa-curry/
東新宿 サンラサー
住所: 東京都新宿区新宿6-27-17 カノープス新宿3F
時間: スタンドカレータイム11:00~14:00 カフェタイム14:00~15:00
休日: 土日月祝(臨時休業あり / 要確認)
備考: 香水や柔軟剤などで香りが強い方は入店できない場合があります
公式サイト: https://sanrasa.wordpress.com/
<執筆>
クドウ: TVチャンピオン「焼肉王選手権」「デカ盛り王選手権」に出場し、どちらも準優勝に輝く。日清公認のどん兵衛士の称号を得ており、どん兵衛とラーメン二郎要素を融合させた「どん二郎」のネーミングやレシピを考案。空条海苔助の名義で「世にも微妙なグルメレストラン」「彦龍のノリヒコさん」などを出版するB級グルメ研究家も。イタリアをめぐりピザを食べる旅をするほどピザマニアでもある。また、昭和的な「個人経営の焼肉屋」をめぐる旅をしつつ、知られざる秘境でドローンカメラマンもしている秘境グルメマニア。