人にとっての「ありがとう」、そして人形にとっての「さようなら」。人形を大切にすると心が宿るという言い伝えもありますが、それが本当かどうかは別にして、物に愛情を込める心は大切なものといえます。
たとえば人形に対して「人形供養」というかたちで最期を迎えさせる持ち主はたくさんいます。和歌山県の淡嶋神社は人形供養としては日本でもっとも知られている場所で、日々、多くの人形たちが連れられてこの神社にやってきます。
人形といっても、ひな人形、日本人形、西洋人形、ぬいぐるみ、ロボット、あらゆる人型や動物型の人形があります。この神社を訪れたそれらの人形は、この神社で供養することができるのです。
不気味だと感じる人がいるのも無理はないと思います。神社内だけでなく、敷地内には無数に人形たちが置かれています。日本人形も、ミッキーマウスも、テディーベアも、あらゆる人魚がいます。ある意味、異様な光景ともいえますが、人形にとっては安らぎの地ともいえるでしょう。
もっと詳しく読む: 人形たちが最期に訪れる安らぎの聖地 / 人形供養の淡嶋神社に行ってきた(Photrip フォトリップ) https://photrip-guide.com/2020/01/10/dolls-haven/