チュニジアでもっとも有名な料理といえばブリックです。極めて薄い生地に卵やじゃがいも、肉などの具を詰めて揚げたもので、半熟卵に仕上げるのが美味しく食べるコツです。
しかしチュニジアにはほかにも生地で包む料理があり、首都チュニスでは庶民に人気です。イタリアのカルツォーネをイメージすると良いかもしれません。お好みの具を店員に伝え、それをブリックよりも厚めの生地で包みます。かなり具を詰め込むのでボリューム感があります。
具を詰めたら窯でじっくり焼きます。すべての側面をしっかり焼く必要があるので、やや時間を要します。ちなみに中に入っている具は「生でも食べられる食材」の場合が多く、完全に火が通らなくても問題ないようです。
今回は肉も卵も入ったボリュームたっぷりのチーズ入り。生地は香ばしく焼かれていて、チーズや肉の美味しさを引き立ててくれます。ブリックのように油を使用していないので、長時間持ち歩いてもベタベタせずに済みそう。心から美味しいと思えるチュニジアのB級グルメです。
作り方がシンプルなので、日本でも作れそうですよね。まったく同じ味にはできないかもしれませんが、いろいろな具を入れてオリジナリティあるものが作れるかも。
もっと詳しく読む: チュニスに魅惑のチュニジア式カルツォーネを食べに行こう(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2020/01/08/tunisian-calzone/